特許

J-GLOBAL ID：200903081163830774

プレス成形性、連続溶接打点性、導電性に優れた有機被覆鋼板

発明者： 伊 藤 千代子 ,  尾 形 浩 行 ,  奥 埜 計 造 ,  成 瀬 義 弘
出願人/特許権者： 川崎製鉄株式会社
代理人 (1件)： 渡辺 望稔 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-242783
公開番号（公開出願番号）：特開平7-096576
出願日： 1993年09月29日
公開日（公表日）： 1995年04月11日
要約：

【要約】【目的】プレス成形性、スポット溶接性、導電性に優れた潤滑樹脂処理鋼板の提供。【構成】亜鉛または亜鉛系合金めっき鋼板の両面に、クロメート皮膜を有し、更にその上層に樹脂、硬化剤、潤滑剤およびシリカを必須成分とする熱硬化性樹脂組成物層を有する有機被覆鋼板において、該熱硬化性樹脂組成物層中の樹脂として-30°C以上30°C未満のガラス転移温度(以下Tgと略す)を有するポリオールと30°C以上90°C以下のTgを有するポリオールを固形分重量比で10/90〜90/10の範囲でブレンドしたものを用い、樹脂組成物層の付着量が片面あたり乾燥重量で0.1〜1.0g/m2 である。

請求項（抜粋）：

亜鉛または亜鉛系合金めっき鋼板の両面に、クロメート皮膜を有し、更にその上層に樹脂、硬化剤、潤滑剤およびシリカを必須成分とする熱硬化性樹脂組成物層を有する有機被覆鋼板において、該熱硬化性樹脂組成物層中の樹脂として-30°C以上30°C未満のガラス転移温度(以下Tgと略す)を有するポリオールと30°C以上90°C以下のTgを有するポリオールを固形分重量比で10/90〜90/10の範囲でブレンドしたものを用い、樹脂組成物層の付着量が片面あたり乾燥重量で0.1〜1.0g/m2 であることを特徴とする、プレス成形性、連続溶接打点性、導電性に優れた有機被覆鋼板。

IPC (2件)：

B32B 15/08 ,  C23C 22/00