特許
J-GLOBAL ID:200903081174069501

可変容量圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 英彦 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-116961
公開番号(公開出願番号):特開2001-304102
出願日: 2000年04月18日
公開日(公表日): 2001年10月31日
要約:
【要約】【課題】 ローターの回転を斜板に伝達するヒンジ機構を備えた可変容量圧縮機において、ヒンジ機構を重量化することなく、大きな軸方向荷重を受けることができるようにする。【解決手段】 ヒンジ機構26は、ローター9に突設された突起27及びその突起27の両側に設けたカム部材28と、斜板12に設けた2本のアーム29によって構成する。そして、2本のアーム29を突起27に対して両側から挟み込むように係合する一方、アーム29の先端の頭部29aを突起27の両側においてカム部材28のカム面28aによって受ける構成とし、さらに前記突起27の中央部に凹部27aを設けて中抜構造とした。このことによって、ヒンジ機構26を重量化することなく、斜板12に作用する軸方向荷重を受ける横幅Lを拡大することが可能となる。
請求項(抜粋):
駆動軸と、駆動軸に傾斜した状態で摺動可能に取り付けられた斜板と、前記斜板に対して該斜板の回転によってシリンダボア内を往復動するよう連結されたピストンと、前記駆動軸に固着されたローターと、前記ローターと前記斜板との間に設けられ、前記ローターに対して前記斜板を傾斜動作可能にかつトルク伝達可能に連結するヒンジ機構とを備え、前記斜板の傾斜角の変化に応じて前記ピストンのストロークが変化する可変容量圧縮機であって、前記ヒンジ機構は、前記ローターと前記斜板とのいずれか一方に突設された突起と、いずれか他方に突設されて前記突起に対して係合する複数のアームと、該複数のアームのうち、少なくとも最外側に位置するアームの先端と摺動可能に当接することによって斜板に作用する軸方向荷重を受ける軸方向荷重受部とを備えており、しかも前記突起が中抜き構造とされていることを特徴とする可変容量圧縮機。
Fターム (4件):
3H076AA06 ,  3H076BB38 ,  3H076CC12 ,  3H076CC20

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