特許
J-GLOBAL ID:200903081188225468

画像処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-284772
公開番号(公開出願番号):特開平9-128546
出願日: 1995年11月01日
公開日(公表日): 1997年05月16日
要約:
【要約】【課題】 画像中の動体の領域を正確に抽出できなかった。【解決手段】 画像入力手段1から連続画像を入力し、前画像を前画像記憶手段3に、現画像を現画像記憶手段2に各々記憶させ、背景画像記憶手段4には背景画像を予め記憶させておく。現画像記憶手段2で記憶させてある現画像と背景画像記憶手段4で記憶させてある背景画像との差分画像および現画像と前画像との差分画像を、それぞれ差分算出手段5a,5bで求め、さらに合成手段6で、各差分画像の同一画素位置に対応する画素値およびその近傍の画素値を用いて新たな合成画像の画素値を決定し、求めた合成画像を2値化手段7へ送出し合成画像を2値化し画像出力手段8から出力する。このように背景差分と時間差分の情報を合成することで、動体の領域を正確に抽出することができる。
請求項(抜粋):
画像を逐次入力する画像入力手段と、前記画像入力手段から入力した入力画像信号(現画像)を記憶する現画像記憶手段と、現画像よりも前のフレームの画像信号(前画像)を少なくとも1枚記憶する前画像記憶手段と、背景画像を記憶する背景画像記憶手段と、前記現画像と前記背景画像との差分画像および前記現画像と前記前画像との差分画像を求める複数個の差分算出手段と、前記各差分算出手段で求めた差分画像の同一位置に対応する画素値およびその近傍の画素値を用いて新たな合成画像の画素値を決定する合成手段と、前記合成手段で求めた合成画像に対して2値化を行う2値化手段と、前記2値化手段で求めた2値画像を出力する画像出力手段とで構成することを特徴とする画像処理装置。

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