特許
J-GLOBAL ID:200903081193275058

ボールペン

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-120221
公開番号(公開出願番号):特開平10-297158
出願日: 1997年04月23日
公開日(公表日): 1998年11月10日
要約:
【要約】【課題】ボール径が1.2〜3.0mmのボールをチップ先端に有したボールペンにおいて、キャップオフ状態での放置後の書き出しにおける線かすれや、チップを下向きにした放置時のインキの垂れ下がりと、筆記時の泣きぼてが発生しにくいボールペンを得る。【解決手段】インキにおいて、インキ粘度を室温20°Cにおいて剪断速度500s-1 時1,000〜10,000mPas とする。、非ニュートン粘性指数のn値を0.45〜0.90とする。染料の配合を10〜40重量%とする。溶剤は少なくとも分子中にアルコール性水酸基を1つ以上有する有機溶剤を用いる。ボールは、表面粗度を算術平均粗さ(Ra)で0.005〜0.015μmとする。ボールのチップ先端縁部からの突出量をボール径の25〜30%未満とした、ボールペンとする。
請求項(抜粋):
インキ収容筒に、室温20°Cにおける剪断速度500s-1時のインキ粘度が1,000〜10,000mPas で、非ニュートン粘性指数のn値が0.45〜0.90となるように非ニュートン粘性付与剤を含有し、染料を10〜40重量%含有し、少なくとも分子中にアルコール性水酸基を1つ以上有する有機溶剤であって、沸点240°C以上の有機溶剤を溶剤全量に対し55〜90重量%および沸点180〜240°C未満の有機溶剤を溶剤全量に対し10〜45重量%含有したインキを収容し、ボールペンチップの先端に、平均粗さ(Ra)が0.005〜0.015μmの表面粗度の、外径が1.2〜3.0mmであるボールを、チップ先端縁部から外方にボール径の25〜30%未満を突出させて回転自在に抱持したことを特徴とするボールペン。
IPC (2件):
B43K 1/08 ,  C09D 11/18
FI (2件):
B43K 1/08 A ,  C09D 11/18

前のページに戻る