特許
J-GLOBAL ID:200903081199726086
熱交換器の製造方法および熱交換器
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
窪田 卓美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-327453
公開番号(公開出願番号):特開2002-137054
出願日: 2000年10月26日
公開日(公表日): 2002年05月14日
要約:
【要約】【課題】 排ガス再循環クーラーの如く、高温で腐蝕性のあるガスが流通する熱交換器を安定な品質を保ちつつ、容易に製造することができる方法およびその熱交換器の提供。【解決手段】 ニッケル系ろう材を介し、フィン1を偏平チューブ2に挿入し、それらの組合せ状態の単独で、フィン1と偏平チューブ2との間を一体にろう付け固定する。次いで、偏平チューブ2とヘッダプレート3とを組立てそれらの間、及びヘッダプレート3とケーシング4との間、並びにタンク本体5とヘッダプレート3またはケーシング4との間を母材の溶融を伴う溶接により固定する。
請求項(抜粋):
フィン(1) が内装された多数の偏平チューブ(2) と、夫々の偏平チューブ(2) の端部が、偏平孔に気密に貫通固定されたヘッダプレート(3) と、その偏平チューブ(2) の外側でヘッダプレート(3) 間の外周を被嵌して、そのヘッダプレート(3) に接続されたケーシング(4) と、そのケーシング(4) またはヘッダプレート(3) の一端に接続されたタンク本体(5) と、を具備する熱交換器を製造する方法において、先ず、フィン(1) と偏平チューブ(2) の内面との間にニッケル系ろう材(6) を配置して、その偏平チューブ(2) にフィン(1) を内装し、そのフィン(1) と偏平チューブ(2) との組合せ状態の単独で、それらを加熱して前記ニッケル系ろう材(6) を溶融し、少なくともその加熱時にその偏平チューブ(2) の内面とフィン(1) との間の隙間を100μm以下に維持して、それらの間をろう付けし、フィン内装偏平チューブを単独で製造する工程と、次いで、そのろう付け後の偏平チューブ(2) の端部を、ヘッダプレート(3) の偏平孔に挿通して、ヘッダプレート(3) と夫々の偏平チューブ(2) との間、ヘッダプレート(3) の外周とケーシング(4) との間、タンク本体(5) とヘッダプレート(3) またはケーシング(4) との間を、それらの母材を溶融しつつ、溶加材を供給しまたは溶加材を供給することなく溶接する工程と、を具備し、夫々の各部品がステンレス鋼材よりなる熱交換器の製造方法。
IPC (8件):
B23K 1/00 330
, B23K 1/00
, B21D 19/08
, F28D 7/10
, F28F 1/40
, F28F 9/18
, F28F 21/08
, B23K101:14
FI (8件):
B23K 1/00 330 L
, B23K 1/00 330 H
, B21D 19/08 D
, F28D 7/10 Z
, F28F 1/40 K
, F28F 9/18
, F28F 21/08 F
, B23K101:14
Fターム (11件):
3L065CA15
, 3L065CA17
, 3L065CA31
, 3L065CA32
, 3L103AA12
, 3L103AA27
, 3L103BB39
, 3L103CC27
, 3L103DD03
, 3L103DD32
, 3L103DD33
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