特許
J-GLOBAL ID:200903081207031106

定位的放射線治療装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋本 正実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-038565
公開番号(公開出願番号):特開平7-246245
出願日: 1994年03月09日
公開日(公表日): 1995年09月26日
要約:
【要約】【目的】 呼吸性移動臓器の平静時の呼吸による移動のみならず、生理的条件や精神的条件に支配されて変動する呼吸による移動に対しても、その移動に伴い移動する標的を外すことなく常に放射線照射を可能とする。【構成】 呼吸性移動臓器の周期的移動を検出する検出器1と、この検出器からの信号より得た呼吸信号波形を現在時刻より過去2周期分記憶し、この過去波形と現在波形とにより現在波形の周期、現在時刻の位相、現在波形の瞬時値と前記過去波形の瞬時値との差を求め、現在波形の周期と前記過去波形の周期との差、現在波形の瞬時値と前記過去波形の瞬時値との差が各々予め定めた許容範囲内にあることを判定し、かつ現在時刻の位相が前記呼吸性移動臓器の静止に相当する予め定めた位相範囲にあることを判定し、いずれの条件をも満足したときに放射線の照射を指示するゲート信号を出力する呼吸同期判定装置4とを設ける。
請求項(抜粋):
呼吸性移動臓器の周期的移動を検出する検出器と、この検出器からの信号波形瞬時値を分割された時間間隔毎に測定して得た呼吸信号波形を現在時刻より少なくとも過去2周期分記憶し、この記憶された過去波形と現在波形との相関計算により現在波形の周期、現在時刻の位相、現在波形の瞬時値と前記過去波形の瞬時値との差を求め、現在波形の周期と前記過去波形の周期との差、現在波形の瞬時値と前記過去波形の瞬時値との差が各々予め定めた許容範囲内にあることを判定し、かつ現在時刻の位相が前記呼吸性移動臓器の静止に相当する予め定めた位相範囲にあることを判定し、いずれの条件をも満足したときに放射線の照射を指示するゲート信号を出力する呼吸同期判定装置とを具備することを特徴とする定位的放射線治療装置。
IPC (2件):
A61N 5/10 ,  G21K 5/04

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