特許
J-GLOBAL ID:200903081210431131

インク充填装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉内 義朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-083048
公開番号(公開出願番号):特開2002-283582
出願日: 2001年03月22日
公開日(公表日): 2002年10月03日
要約:
【要約】【課題】 インクカートリッジ内部の減圧および空気の混入のないインクの充填を簡単に行う。【解決手段】 ピストン18を引き上げると、第1逆止弁11が開き、インクカートリッジa内部の空気が内側シリンダ14内部に流入する。ピストン18を押し下げると、第2逆止弁12が開き、内側シリンダ14内部の空気は通気孔2を通して外界へ排出される。これにより、インクカートリッジa内部の気圧は低下する。栓部材3を引き上げると、排出孔8の封止が解除され、インクが連通管9から注入管10を通り、圧力の低下したインクカートリッジaに充填される。
請求項(抜粋):
外側シリンダおよび該外側シリンダよりも小径な内側シリンダからなる2重シリンダと、2重シリンダの内側シリンダ内に摺動自在に嵌挿されたピストンと、2重シリンダの底部およびピストンの底部にそれぞれ設けられ、インクカートリッジ内部の空気を内側シリンダおよびピストンを経て外界に至る方向へのみ通流可能な逆流阻止手段と、2重シリンダの外側シリンダおよび内側シリンダとの間に空気の流路と独立して設けられ、インクカートリッジに充填されるインクを収容するインク収容部と、インク収容部に摺動自在に設けられ、インク充填前において、インク収容部の排出孔を封止するとともに、インク充填時において、インク収容部の排出孔の封止を解除可能な栓部材と、から構成され、ピストンが2重シリンダの内側シリンダの軸方向に沿って挿抜移動することにより、逆流阻止手段を経てインクカートリッジ内部の空気を吸引して減圧する一方、栓部材が軸方向に沿って移動することにより、インク収容部とインクカートリッジとの差圧に基づいてインク収容部のインクをインクカートリッジに充填することを特徴とするインク充填装置。
Fターム (2件):
2C056EA15 ,  2C056KD08

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