特許
J-GLOBAL ID:200903081213749388

ジェットエンジン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光史 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-170339
公開番号(公開出願番号):特開平6-159136
出願日: 1993年07月09日
公開日(公表日): 1994年06月07日
要約:
【要約】【目的】 約マッハ7までの飛行速度でかつ4から約500までのノズル圧力比で作動する極超音速複合エンジンにおいて、簡単な構造および大きな推進作用でもって、推進ノズルによって画成された高温ガス流路横断面形状を大きく変えることができるようにする。【構成】 推進ノズルは高温ガス流路56の出口側の拡大部の方へ軸方向に移動可能な拡散した推進ノズル延長部48を備えている。この延長部は吐出位置でエンジン固定のノズル外壁42の拡散した出口端部に接続し、引っ込み状態でこのノズル外壁と共に、固定のノズル壁端部を環状に取り囲む空気出口通路を形成している。遅い飛行速度範囲において、この空気出口通路を経て、固定されたノズル端部の外周全部にわたって均一な二次空気吹き込みが行われる。更に、推進ノズルの内部に、キノコ状に形成された軸方向に移動調節可能な中央本体44が設けられている。
請求項(抜粋):
少なくとも一つの燃焼室と、この燃焼室の後に接続配置された推進ノズルとを具備し、この推進ノズルがノズル出口端部の方へ拡がっているエンジン固定のノズル外壁と、横断面を変えることができる高温ガス流路を画成するための、軸方向に移動可能な推進ノズル調節部材とを備えている空気吸込み式ジェットエンジン、特に極超音速複合エンジンにおいて、推進ノズル調節部材(48)の引っ込み状態で形成された、ノズル外壁を環状に取り囲む空気出口通路(58)を経て二次空気を吹き込むための、推進ノズル調節部材の軸方向位置に依存して選択的に接続可能な二次空気吹き込み部が、エンジン固定のノズル外壁(42)の出口端部(54)に設けられ、調節部材が引っ込み状態で空気出口通路の外周側を画成する環状壁として、かつ吐出状態でほぼ同じように拡がってノズル外壁の出口端部に接続する推進ノズル延長部として形成されていることを特徴とするジェットエンジン。
IPC (4件):
F02K 1/08 ,  F02K 1/09 ,  F02K 1/52 ,  F02K 7/16

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