特許
J-GLOBAL ID:200903081216030473
細胞分化誘導剤
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-357256
公開番号(公開出願番号):特開平6-192073
出願日: 1992年12月24日
公開日(公表日): 1994年07月12日
要約:
【要約】【目的】 従来、臨床的有用性の高い医薬品のなかった、細胞分化誘導作用に基づく造血器腫瘍・固形腫瘍などの疾患の治療・改善剤を提供する。【構成】 従来の癌薬物治療法の基礎となる考え方は、増殖能が異常に高い腫瘍細胞をすべて死滅させるというものであるが、正常細胞に対しても毒性を示すため重篤な副作用が避けられず治療効果にも限界があった。しかし安全性が極めて高い潰瘍・胃炎治療剤であるゲラニルゲラニルアセトン等の化合物は、意外にも細胞分化誘導作用も有しており、造血器腫瘍・固形腫瘍等の各種癌・悪性腫瘍の治療・改善剤となり得る。さらにレチノイン酸等の制ガン剤と併用すると制癌剤の効果を増強する作用もあり、併用療法を行えば制ガン剤の使用量を削減し副作用を軽減することが可能となり、癌患者のクオリティー・オブ・ライフの改善に大きく貢献する臨床上有用性の高い瘍癌・悪性腫の治療・改善剤となり得る。
請求項(抜粋):
下記一般式で表される化合物(I) を有効成分とする細胞分化誘導剤。【化1】[式中Rは低級アシルアルキル基または低級ヒドロキシアルキル基を、n は2〜6の整数を意味する。]
IPC (4件):
A61K 31/12 ADU
, A61K 31/12 ADS
, A61K 31/12 AGA
, A61K 31/045 ADV
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