特許
J-GLOBAL ID:200903081223131900
重金属含有廃棄物の処理方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-081719
公開番号(公開出願番号):特開平11-239774
出願日: 1998年03月27日
公開日(公表日): 1999年09月07日
要約:
【要約】【課題】 この発明は、重金属含有ダスト等の廃棄物から、重金属を高濃度に濃縮して回収すると共に、セメント鉱物を構成する元素はセメント原料の一部として利用することのできる重金属含有廃棄物の処理方法を提供することを課題とする。【解決手段】 ロータリーキルン2内に廃棄物を含む原料が投入され、廃棄物に含有されていた重金属が塩化物となって揮発し、排ガスと共に排出される。この排ガスは冷却装置4で冷却され、サイクロン5でダストが分級され、重金属の塩化物を含む微細なダストは集塵装置6で捕集された後、再びロータリーキルン2に戻されてセメントクリンカ製造工程内で循環され、重金属が濃縮された微細ダストが回収される。ロータリーキルン2で生成された焼成物は、クーラー9で冷却されてセメントクリンカとなる。
請求項(抜粋):
重金属を含有する廃棄物を原料の一部としてロータリーキルン内で焼成し、ロータリーキルン内で生成され且つロータリーキルンから排出されて集塵機で捕捉された重金属塩化物含有ダストを再度原料の一部としてロータリーキルン内で焼成する循環工程を少なくとも1回行うことによりダスト中の重金属塩化物を濃縮し、濃縮された重金属塩化物含有ダストを湿式分離処理装置により処理して重金属精錬原料として足る重金属濃度の重金属含有物を得ると共に廃棄物中のセメント鉱物を構成する元素をロータリーキルンからセメントクリンカとして得ることを特徴とする重金属含有廃棄物の処理方法。
IPC (4件):
B09B 3/00
, B03B 7/00
, B09B 5/00 ZAB
, C04B 18/00
FI (5件):
B09B 3/00 301 S
, B03B 7/00
, C04B 18/00
, B09B 3/00 303 D
, B09B 5/00 ZAB N
引用特許:
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