特許
J-GLOBAL ID:200903081225197011

アンチスキッド制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-148841
公開番号(公開出願番号):特開平9-002231
出願日: 1995年06月15日
公開日(公表日): 1997年01月07日
要約:
【要約】【目的】 リザーバ空などに起因する増圧不足及びそれによる減速度不足を回避し、制御性能を向上できるアンチスキッド制御装置を提供すること。【構成】 ステッフ ゚110ではアンチスキッド制御における制御モードの判定を行なう。ステッフ ゚120ではW/C圧を推定する。ステッフ ゚130ではアンチスキッド制御が開始されているか否かを判断する。アンチスキッド制御中である場合、ステッフ ゚140にて減圧モード開始タイミングか否かを判断する。減圧モード開始タイミングである場合、ステッフ ゚180にてその時点のW/C圧をピーク圧として記憶する。一方、減圧モード開始タイミングでない場合、ステッフ ゚150にて緩増圧モードであるか否かを判断する。緩増圧モードである場合は、ステッフ ゚160にてW/C圧がピーク圧以上か否かを判断する。W/C圧がピーク圧P以上Dである場合、ステッフ ゚170にて緩増圧補正モードをセットする。
請求項(抜粋):
乗員のブレーキペダルの踏み込みによりブレーキ油を供給してホイールシリンダ油圧を発生させるマスタシリンダと、リザーバ内のブレーキ油を汲み上げて前記ホイールシリンダに向けて圧送するポンプと、前記マスタシリンダと前記ホイールシリンダとの流路を連通・遮断するマスタ圧カット弁と、車輪のスリップ状態が所定以上となった場合に、前記ポンプ及び前記マスタ圧カット弁を駆動して、前記ホイールシリンダ油圧を制御するアンチスキッド制御手段と、を備えるアンチスキッド制御装置において、前記アンチスキッド制御手段は、前記ホイールシリンダからブレーキ油を排出してホイールシリンダ油圧を減少させる減圧手段と、前記マスタ圧カット弁を遮断し、前記ポンプから吐出力されるブレーキ油によって、前記ホイールシリンダ油圧を緩増圧する緩増圧手段と、前記マスタ圧カット弁を連通し、前記マスタシリンダからのブレーキ油圧によって、前記ホイールシリンダ油圧を急増圧する急増圧手段と、を備えるとともに、前記ホイールシリンダ油圧を求めるホイールシリンダ油圧検出手段と、前記緩増圧手段によるホイールシリンダ油圧の増圧が実行されている場合に、前記ホイールシリンダ油圧検出手段によって求められたホイールシリンダ油圧が第1の油圧以上となったときには、前記急増圧手段によって、前記ホイールシリンダ油圧を増圧する増圧制御手段と、を備えることを特徴とするアンチスキッド制御装置。

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