特許
J-GLOBAL ID:200903081226904870

廃棄物処分施設における汚染水漏出防止方法および廃棄物処分施設

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 良徳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-209513
公開番号(公開出願番号):特開平11-047711
出願日: 1997年08月04日
公開日(公表日): 1999年02月23日
要約:
【要約】【課題】 廃棄物処分施設からの汚染水の漏出を万全に防止する。【解決手段】 廃棄物24を貯留する貯留部10に汚染水揚水井戸25を設ける。貯留部の周囲に不透水層12に達する遮水壁11を設けてその内部から地下水を揚水する地下水揚水井戸15を設ける。遮水壁の内部における地下水位H2を外部における地下水位H1よりも常に低く維持し、かつ、汚染水水位H3よりも常に高く維持する。遮水壁の内部における地下水位H2と汚染水水位H3との水位差βを可及的に小さくする。遮水壁の内部の地下水を集水して地下水揚水井戸15に導く集水管16を備える。貯留部を形成する遮水構造体23を遮水シート21とそれを覆って保護する押えコンクリート22とにより構成する。遮水壁の外部の地下水位、内部の地下水位、貯留部における汚染水の水位をそれぞれ検出するための水位検出手段14,18,27を備える。
請求項(抜粋):
地盤を掘削して設けた貯留部に廃棄物を貯留する廃棄物処分施設に適用されて前記貯留部からの汚染水の漏出を防止する方法であって、前記貯留部に滞留する汚染水を揚水するための汚染水揚水井戸を設けておくとともに、不透水層に達する遮水壁を前記貯留部を取り囲むように設けておき、かつ、該遮水壁と前記貯留部との間の地盤から地下水を揚水するための地下水揚水井戸を設けておいて、前記地下水揚水井戸により遮水壁の内部の地盤から地下水を揚水することにより、該遮水壁の内部における地下水位をその外部における地下水位よりも常に低く維持し、かつ、前記貯留部における汚染水の水位よりも常に高く維持することを特徴とする廃棄物処分施設における汚染水漏出防止方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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