特許
J-GLOBAL ID:200903081228907087

二成分系現像剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-210875
公開番号(公開出願番号):特開平8-076458
出願日: 1994年09月05日
公開日(公表日): 1996年03月22日
要約:
【要約】【構成】 トナーとキャリアとを含む二成分系現像剤。トナーは、トナー粒子を含み、トナー粒子は、定着用樹脂、磁性粉末および特定の分子量を有するポリエチレンを含有する。定着用樹脂は、アニオン性極性基を有する樹脂を含み、特定の酸価を有する。磁性粉末及びポリエチレンは所定の割合でトナー粒子中に含有される。キャリアの粒子は所定の磁性材料でなるコア粒子とコア粒子を被覆する被覆層とを有する。被覆層は所定の重量平均分子量を有するアルキル化メラミン樹脂とアクリル変性シリコーン樹脂とを含有する樹脂組成物でなる。【効果】 帯電制御剤を全く含有しない二成分系現像剤が提供される。この現像剤はトナーの飛散がなく、帯電性および転写効率に優れ、必要な濃度の複写画像が長時間、安定して得られる。転写像の定着性も充分である。スペントの発生が少なく、耐久性に優れる。
請求項(抜粋):
トナーとキャリアとを含む二成分系現像剤であって、該トナーがトナー粒子を含み、該トナー粒子が、定着用樹脂、および該樹脂中に分散された磁性粉末およびポリエチレンを含有し、該定着用樹脂が、アニオン性極性基を有する樹脂を含む組成物でなり、該定着用樹脂の酸価が4から20であり、該磁性粉末が、該定着用樹脂100重量部に対して0.1から5重量部の割合で該トナー粒子中に含有され、該ポリエチレンの平均分子量が1000から5000であり、該ポリエチレンが、該定着用樹脂100重量部に対して0.5から5重量部の割合で該トナー粒子中に含有され、該キャリアの粒子が、コア粒子と該コア粒子を被覆する被覆層とを有し、該コア粒子が、次式(A)で示される磁性材料でなり:MOFe2O3 (A)ここでMはCu、Zn、Fe、Ba、Ni、Mg、Mn、AlおよびCoでなる群から選択される少なくとも1種の金属である、該被覆層がアルキル化メラミン樹脂とアクリル変性シリコーン樹脂とを含有する樹脂組成物でなり、そして該アルキル化メラミン樹脂の重量平均分子量Mが以下の式(B)で表される、二成分系現像剤:M≧1100C-400 (B)ここでCは該アルキル化メラミン樹脂のアルキル基中の炭素数を表す。
IPC (5件):
G03G 9/087 ,  G03G 9/083 ,  G03G 9/08 ,  G03G 9/107 ,  G03G 9/113
FI (6件):
G03G 9/08 325 ,  G03G 9/08 301 ,  G03G 9/08 365 ,  G03G 9/10 321 ,  G03G 9/10 351 ,  G03G 9/10 352

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