特許
J-GLOBAL ID:200903081230444973

コード励振線形予測符号化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 敏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-341176
公開番号(公開出願番号):特開平5-173595
出願日: 1991年12月24日
公開日(公表日): 1993年07月13日
要約:
【要約】【目的】 ゲインインデックスを低ビット化し、かつ伝送エラーの影響を軽減する。【構成】 統計励振ゲインと適応励振ゲインとをベクトル量子化したVQゲインコードブック105を設ける。また、RMS計算回路104で適応励振ベクトルのパワーの平方根(RMS値)を計算し、リーク回路118で前フレームの修正ゲインと現フレームのRMS値の加重加算を行ってゲイン修正値を計算し、この修正値と統計励振ゲインとによって統計励振ベクトルを変形する。この構成により、励振ゲインインデックスに関して低ビット化しても優れた合成音声品質が得られると共に伝送路エラーの影響を軽減できる。
請求項(抜粋):
過去の最適な励振ベクトルを適応励振ベクトルとして記憶している適応励振コードブックと、予め定めた励振ベクトルを統計励振ベクトルとして記憶している統計励振コードブックと、及び2つの前記励振コードブックのゲインをベクトル量子化して記憶しているVQコードブックとを、用いて符号化するコード励振線形予測符号化方法において声道予測パラメータを入力音声ベクトルに応じて更新し、前記適応励振コードブックの前記適応励振ベクトルに前記VQコードブックの前記ゲインを乗じて第1励振ベクトルを計算し、前記適応励振コードブックの前記適応励振ベクトルの平均パワー値より計算されるゲインにリーク処理を施して修正ゲインを計算し、前記統計励振コードブックの前記統計励振ベクトルに、前記修正ゲインと、前記VQコードブックの前記ゲインとを乗じて第2励振ベクトルを計算し、前記第1励振ベクトルと前記第2励振ベクトルとを加算して励振ベクトル候補を計算し、前記励振ベクトル候補を用いて得られる合成音声ベクトルと入力音声ベクトルとの差分を計算し、当該差分を聴覚重み付けして得られる誤差が最小となる前記励振ベクトル候補を現時刻の最適な励振ベクトルとして決定し、その時の前記各コードブックの励振ベクトルのインデックス及び声道予測パラメータコードを復号化器側に送ることを特徴としたコード励振線形予測符号化方法。
IPC (2件):
G10L 9/14 ,  G10L 9/18

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