特許
J-GLOBAL ID:200903081230615492

積雪測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本田 崇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-127729
公開番号(公開出願番号):特開平5-323044
出願日: 1992年05月20日
公開日(公表日): 1993年12月07日
要約:
【要約】【目的】 本発明は1個の雪センサのみで複数の測定点の積雪を測定することができる積雪測定装置を提供することを目的としている。【構成】 本発明において、雪面10の測定点がP1 の場合、位置制御部5はセンサ駆動部3、4を制御して信号発信器1、2を対応する角度θ1 、θ2 として、発信器1と受信器2を測定点P1 の方向に向ける。この状態で信号発信器1から発信された超音波は測定点P1 で反射して信号受信器2に受信される。時間差検出部6はこの時の超音波の発信時刻と受信時刻との時間差を検出して、これを演算処理部8に出力する。信号補正部7は位置制御部5から渡される前記角度θ1、θ2に対応する補正係数を求め、この補正係数を演算処理部8に与える。演算処理部8は前記時間差と補正係数とから積雪Dを求め、これを出力する。測定点P2 、P3 に関しても上記と同様の動作が行われる。
請求項(抜粋):
信号を発信する発信器と、この発信器から発信された信号の雪面からの反射波を受信する受信器とから成る雪センサを備え、前記信号の発信器からの発信時刻と前記信号の受信器による受信時刻との時間差に基づいて積雪を求める積雪測定装置において、発信器の向きを変更する第1の駆動手段と、受信器の向きを変更する第2の駆動手段と、前記雪面の任意に決められた測定点の方向に前記発信器と前記受信器がそれぞれ向くように前記第1の駆動手段及び前記第2の駆動手段を制御する位置制御手段と、前記測定点に対応した補正係数を発生する補正手段と、この補正手段から発生された補正係数と前記時間差に基づいて積雪を算出する演算手段とを具備したことを特徴とする積雪測定装置。

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