特許
J-GLOBAL ID:200903081234909369

指向性掘穿装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋元 輝雄
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-598741
公開番号(公開出願番号):特表2002-536576
出願日: 2000年02月11日
公開日(公表日): 2002年10月29日
要約:
【要約】 センサー/トランスミッター又はゾンデがドリルストリングの一つのセクションに内蔵され、隣接するセクションの要素が所定の横方向において掘穿される穴を“舵取り(ステア)”するように形成されている指向性掘穿装置において、前記センサー/トランスミッター及び前記舵取り可能な要素を正しく合致又は整合することを自動的に確実に行う手段が設けられ、この手段は、隣接するセクションのリファレンス部材と係合可能な前記センサー/トランスミッターを支持する前記セクションにおける方位部材を備え、このような係合の後、前記方位部材を支持する前記セクションにおいて回転可能である前記方位部材が前記センサー/トランスミッターと共に相対回転するが、前記ゾンデに対しては回転できない状態で接続している。前記リファレンス部材又は前記方位部材は、軸方向へ弾性的に移動可能で、前記二つのセクションが互いに螺合されるようになっている。
請求項(抜粋):
ねじ溝の相互係合により端部同士が着脱自由に相互連結する一連の長くなっている複数のセクション及び第1のセクションと第2のセクションとが互いに螺合したときに、第1の前記セクションにより支持されている第1の部材が隣接する第2のセクションにより支持されているか、又は、その一部を形成する第2の部材に対して所定の方位をもつことを保証する方位決め手段を備える掘穿装置において、前記第1の部材は、前記第1のセクションに対し回転可能であり、第1のセクションは、ここで便宜上、方位部材という部材を支持し、この部材は、前記第1のセクションに対し回転可能であるが、前記第1の部材に対しては回転不能であり、そして、前記第2のセクションは、前記第2の部材に対し回転しないように固定されているリファレンス(基準)部材を支持し、このリファレンス部材は、前記第1のセクションと第2のセクションとが互いに端部同士で螺合することで前記方位部材に対し所定の角度方位をもって前記方位部材に係合するものであり、そして、そのような係合により、前記方位部材と前記リファレンス部材との間の前記セクションの軸を回転軸としての回転が阻止され、さらに、前記第1のセクションと第2のセクションとが互いに螺合することで、前記方位部材と前記リファレンス部材の一方が他方から弾性的に動き、これによって、前記第1セクシにおいては、前記弾性的に動かされる部材が軸方向へ移動され、前記第2のセクションが螺合されることで、前記第1セクションと第2セクションとが徐々に接近し合う一方、前記リファレンス部材の前記方位部材に対する前記所定の角度方位に達するまで前記部材が他方の部材に対し回転して前記方位部材とリファレンス部材とを係合させ、これら両者の相対回転を阻止し、これによって、前記第1のセクションと第2のセクションとが互いに螺合し合うまで、前記第1のセクションと第2のセクションとが相対的に動いても、前記方位部材と、これに結合した前記第1の部材とは、前記第2の部材に対し前記所定の方位を維持する構成になっているもの。
IPC (2件):
E21B 7/04 ,  E21B 10/36
FI (2件):
E21B 7/04 A ,  E21B 10/36
Fターム (3件):
2D029DA03 ,  2D029EC00 ,  2D029FA03

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