特許
J-GLOBAL ID:200903081235205896

自然分解性複合繊維及びその応用製品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西岡 義明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-119246
公開番号(公開出願番号):特開平9-302530
出願日: 1996年05月14日
公開日(公表日): 1997年11月25日
要約:
【要約】【課題】自然分解性であり、且つ極めて柔らかく優れた機能を有する編織物、不織布その他の繊維構造物を製造することが出来る、分割可能な複合繊維を提供することを目的とする。【解決手段】本発明の複合繊維は、融点140°C以上の脂肪族ポリエステルの結晶性重合体1と、融点140°C以上の脂肪族ポリエステルの結晶性セグメントと融点120°C以下、ガラス転移点30°C以下の脂肪族ポリエステルセグメントが結合されたブロック共重合体2とが単繊維内で複合されており、両成分1、2の一方または双方がポリ有機シロキサン成分を0.05%以上含有し、横断面で上記ブロック共重合体が他成分を少なくとも2つの部分に分離しており、且つ両成分1、2が繊維の表面の一部を占める。
請求項(抜粋):
下記の項目(1)、(2)、(3)及び(4)の全てを満足する脂肪族ポリエステル系複合繊維。(1)融点140°C以上の脂肪族ポリエステルの結晶性重合体[1]と、融点140°C以上の脂肪族ポリエステルの結晶性セグメント(H)と融点120°C以下且つガラス転移点が30°C以下の脂肪族ポリエステルセグメント(S)とが結合されているブロック共重合体[2]とが、単繊維内で複合されている。(2)重合体[1]と重合体[2]の一方または双方が、ポリ有機シロキサン成分を0.05重量%以上含有する。(3)横断面において、重合体[2]が重合体[1]を少なくとも2つの部分に分離している。(4)重合体[1]と重合体[2]の双方が、繊維の表面の一部を占める。
IPC (5件):
D01F 8/14 ,  C08G 63/02 NLK ,  C08K 5/54 KKE ,  C08L 67/00 ,  D01F 1/10
FI (5件):
D01F 8/14 B ,  C08G 63/02 NLK ,  C08K 5/54 KKE ,  C08L 67/00 ,  D01F 1/10

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