特許
J-GLOBAL ID:200903081240953132

目標運動解析方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐々木 宗治 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-148959
公開番号(公開出願番号):特開平9-329660
出願日: 1996年06月11日
公開日(公表日): 1997年12月22日
要約:
【要約】【課題】 目標トラックとの統合距離が短いラインを優先的に選択することにより、誤統合しているラインや分離しやすいラインの選択を避ける。【解決手段】 目標体から放射される音響信号を船舶等の観測体にて受信し、受信した前記音響信号から狭帯域信号成分を抽出し、該狭帯域信号成分を測定して得られる、信号到来方位角と周波数の観測量の時系列から、当該目標体の位置及び速度を推定する。その際に、信号探知追尾装置14は狭帯域信号成分からイベント及びラインをそれぞれ検出し、信号統合装置15は目標トラックから放射された複数のラインを1つの統合情報にまとめ、統合距離算出装置18はライン毎のイベントの時系列情報及び目標トラック情報に基づいて統合距離を、各ラインについてそれぞれ求め、信号選択装置16はラインのうちから統合距離が小さいラインを優先して選択し、そして、目標運動解析装置17はその選択されたラインの信号到来方位角と周波数の時系列を用いて目標体の位置及び速度を推定する。
請求項(抜粋):
目標体から放射される音響信号を観測体にて受信し、受信した前記音響信号から狭帯域信号成分を抽出し、該狭帯域信号成分を測定して得られる、信号到来方位角と周波数の観測量の時系列から、当該目標体の位置及び速度を推定する目標運動解析方法において、前記狭帯域信号成分について当該目標に信号が含まれている確からしさを表す距離である統合距離をそれぞれ求め、そして、前記狭帯域信号成分のうちから前記統合距離が小さいものを優先して選択し、選択された狭帯域信号成分の信号到来方位角と周波数の観測量に基づいて当該目標体の位置及び速度を推定することを特徴とする目標運動解析方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-208887
  • 特開平4-220579

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