特許
J-GLOBAL ID:200903081246686020

携帯用杖

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-232601
公開番号(公開出願番号):特開平7-051110
出願日: 1993年08月13日
公開日(公表日): 1995年02月28日
要約:
【要約】【目的】携帯用杖を使用するときは長い杖にでき、さらに使用しない時や携帯時において便利なように、杖の縮小を可能にするだけでなく、携帯用杖の長さも自由に調整できるようにすることにある。【構成】摺動部材30を押下したとき、第1解除傾斜面31が、第1係合子を後退させると同時に、把手部材Aの押下を可能にしているので、大径パイプP1が中径パイプP2に嵌装されと同時に、大径パイプP1の下部に有する摺動部材30も下方に移動する。したがって移動する際に摺動部材30の第2解除傾斜面32が、第2係合子20に当接するようにしている。このように第2解除傾斜面32が、第2係合子20を後退させることができるので、中径パイプP2は小径パイプP3に嵌装され、全袋の長さを縮小することができる。
請求項(抜粋):
大、中、小の各パイプを連結し、かつ伸縮と長さの調整を適宜にできるようにした携帯用杖において、手で握る把手部材と、この把手部材に上端を固定した大径パイプと、この大径パイプ内に摺動可能に嵌挿し、かつ複数の小孔を中径パイプの長手方向に沿って形成する中径パイプと、この中径パイプ内に摺動可能に嵌挿される小径パイプと、大径パイプの下端に形成する第1小孔と、中径パイプの上端に形成する第2小孔に係脱し、かつ大径パイプと中径パイプとの連結を固定し、かつ離脱される第1係合子と、この第1係合子を常時付勢する第1バネ材と、この中径パイプに形成された各小孔の1個と共に、小径パイプの上端に形成する第3小孔とに係脱し、中径パイプと小径パイプとの連結を固定しかつ離脱される第2係合子と、この第2係合子を常時付勢する第2バネ材と、大径パイプの下部と中径パイプとの連結部分に嵌装する摺動部材とから構成され、かつ前記摺動部材の内面に、第1係合子を解除する第1解除傾斜面と第2係合子を解除する第2解除傾斜面とを形成し、かつ中径パイプの複数個の小孔を選択し第2係合子を係止させ、携帯用杖の長さも調整可能にし、かつ摺動部材を押下したとき、第1解除傾斜面が、第1係合子を後退させると同時に、把手部の押下を可能にし、大径パイプを中径パイプに嵌装するとき、大径パイプの下部に有する第2解除傾斜面が、第2係合子に当接し第2係合子を後退させ、中径パイプを小径パイプに嵌装できることを特徴とする携帯用伸縮杖。
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭62-217964

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