特許

J-GLOBAL ID：200903081257422688

電気化学型表示素子ならびに表示装置

発明者： 中嶋 道也 ,  海老根 俊裕 ,  川合 一成 ,  初阪 一輝
出願人/特許権者： 大日本インキ化学工業株式会社
代理人 (1件)： 河野 通洋
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2004-163036
公開番号（公開出願番号）：特開2005-345594
出願日： 2004年06月01日
公開日（公表日）： 2005年12月15日
要約：

【課題】 スペーサー等の構造材を使用しなくても、圧縮等の外力が加えられた時に短絡したり電解液の漏洩等のない、柔軟性を有する電気化学型表示素子を提供する。【解決手段】 電極を有する2枚の基板を、該電極を内側にして相対向させた基板間に、ポリアミド、ポリウレタンおよびポリ尿素からなる群から選ばれる少なくとも1つの有機ポリマーと、シリカおよび金属酸化物から選ばれる少なくとも1つの無機化合物との複合体に電解液を保持させた電気化学型表示媒体を有する電気化学型表示素子であって、前記基板が可とう性を有する基板であり、前記複合体が、繊維径が30μm以下でアスペクト比が10以上のパルプ形状の成分を有し、且つ、前記複合体100質量部に対して400〜1500質量部の電解液を保持している電気化学型表示素子、及び、該電気化学型表示素子を有する電気化学型表示装置を提供する。【選択図】 なし

請求項（抜粋）：

電極を有する2枚の基板を、該電極を内側にして相対向させた基板間に、ポリアミド、ポリウレタンおよびポリ尿素からなる群から選ばれる少なくとも1つの有機ポリマーと、シリカおよび金属酸化物から選ばれる少なくとも1つの無機化合物との複合体に電解液を保持させた電気化学型表示媒体を有する電気化学型表示素子であって、 前記基板が可とう性を有する基板であり、 前記複合体が、繊維径が30μm以下でアスペクト比が10以上のパルプ形状の成分を有し、且つ、前記複合体100質量部に対して400〜1500質量部の電解液を保持していることを特徴とする電気化学型表示素子。

IPC (1件)：

G02F1/15

FI (1件)：

G02F1/15 508

Fターム (13件)：

2K001AA03 ,  2K001BA07 ,  2K001BA18 ,  2K001BB10 ,  2K001BB19 ,  2K001BB29 ,  2K001BB42 ,  2K001CA02 ,  2K001CA08 ,  2K001CA19 ,  2K001CA22 ,  2K001CA31 ,  2K001DA24

引用特許：

出願人引用 (3件)

• 米国特許4240716号
  
• エレクトロクロミック表示素子及びエレクトロデポジション型表示素子
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2001-373610   出願人：ソニー株式会社, ソニーインターナショナル(ヨーロッパ)ゲゼルシャフトミットベシュレンクテルハフツング
• エレクトロクロミック表示媒体
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2001-145988   出願人：凸版印刷株式会社