特許
J-GLOBAL ID:200903081260451397

映像信号の輪郭強調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 今間 孝生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-039268
公開番号(公開出願番号):特開平7-226864
出願日: 1994年02月15日
公開日(公表日): 1995年08月22日
要約:
【要約】【目的】 水平走査標準を異にしている複数の映像信号を輪郭強調の対象にして安価で高い安定度を有する輪郭強調装置を提供する。【構成】 映像信号の水平同期周波数の周波数範囲を予め定めた複数個の周波数領域に分割して得た各周波数領域毎に、個別に設定した水平輪郭強調周波数でアナログ映像信号について水平輪郭強調を行なう水平輪郭強調回路を、映像信号の水平走査標準と対応して自動的に切換え、また、デジタル信号形態の映像信号について行なわれる隣接水平走査線間の映像信号を用いた後縁強調による映像信号の垂直輪郭強調動作を行なうデジタル信号処理回路を、AD変換器と、メモリによる1水平走査期間の遅延手段と、加算手段とを用いて構成されている後縁強調の垂直輪郭信号の発生手段を複数組備え、それを同一周波数で位相を互に異にしているパルス(クロック信号)で動作させ、同時的に出力された映像信号の垂直輪郭信号を直列信号に変換してから、DA変換器によってアナログ信号に変換して出力させる。
請求項(抜粋):
水平走査標準を異にしている複数の映像信号に対する輪郭強調動作を行なうことができる映像信号の輪郭強調装置であって、輪郭強調の対象にされている映像信号における水平同期周波数の周波数範囲を予め定めた複数個の周波数領域に分割し、前記の分割によって得た各周波数領域毎にそれぞれ個別に設定された水平輪郭強調周波数により、輪郭強調の対象にされている映像信号について水平輪郭強調を行なうことができるように構成された個別の水平輪郭強調手段を前記の各周波数領域毎に設け、輪郭強調の対象にされるべく供給された映像信号の水平走査標準と対応して、前記した各周波数領域毎に設けられた水平輪郭強調手段の内で所定のものが切換え使用されるようにする手段と、前記の各周波数領域毎にそれぞれ特定な遅延時間を有する遅延手段を含んで構成されていて、隣接水平走査線間の映像信号を用いた後縁強調による映像信号の垂直輪郭強調動作を行なう複数の映像信号の垂直輪郭強調手段と、前記した映像信号の水平輪郭強調手段の切換え動作と連動して、前記した各周波数領域毎に設けられた映像信号の垂直輪郭強調手段の内で所定のものが切換え使用されるようにする手段とを備えてなる映像信号の輪郭強調装置。

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