特許
J-GLOBAL ID:200903081260749094

正面フライスカツタのチツプクランプ機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-301641
公開番号(公開出願番号):特開平5-138423
出願日: 1991年11月18日
公開日(公表日): 1993年06月01日
要約:
【要約】【目的】 高速回転させる正面フライスカッタは、切刃チップが遠心力でシフトしたり、刃溝から飛び出したりする恐れがあるので、この問題を確実に防止できるクランプの安定性に優れたチップクランプ機構を提供する。【構成】 カッタ本体9の外周所定位置に設ける刃溝10を本体9の前面に開放するカッタ軸心方向の筒状(図は角筒状)の溝とする。また、切刃チップ1は刃溝への挿入部を刃溝に対応した形にして刃溝10にはめ合い嵌合させ、挿入部の外周に設けたくさび面1aを刃溝10と直角向きに進退させる押え金2で加圧固定する。このように、切刃チップ1と刃溝10をはめ合い嵌合すれば両者を高精度に加工してチップの座りを良くすることができる。また、遠心力による切刃チップのカッタ径方向移動がカッタ本体9によって阻止されるので高速回転でもクランプの安定性が維持され、チップのシフト、飛び出しが確実に防止される。
請求項(抜粋):
カッタ本体の外周所定位置に設けた刃溝に切刃チップを挿入し、カッタ本体との間に圧入する押え金で着脱自在にクランプする正面フライスカッタのチップクランプ機構において、上記刃溝をカッタ本体の前面に開放するカッタ軸方向の筒状の溝とし、上記押え金は刃溝の長手方向途中に臨んで刃溝と直角向きに進退する配置にし、さらに、切刃チップは、刃溝への挿入部を刃溝に対応させた大きさ及び断面形状にすると共にこの挿入部の外周に押え金で加圧するくさび面を設けたことを特徴とする正面フライスカッタのチップクランプ機構。
IPC (2件):
B23C 5/06 ,  B23C 5/22
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特許第105713号

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