特許
J-GLOBAL ID:200903081262291966

高温コンクリート構造物の補強方法及びそれに使用する樹脂

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久保田 耕平 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-347962
公開番号(公開出願番号):特開平7-189426
出願日: 1993年12月24日
公開日(公表日): 1995年07月28日
要約:
【要約】【目的】 繊維強化材に含浸する樹脂が室温で硬化することができ、70°C程度の高温時にも物性低下がなく、使用時に70°C程度に高温となる煙突等の高温コンクリート構造物を、高温時にも繊維強化材により良好に補強することを可能とすることにある。【構成】 繊維強化材の一方向炭素繊維強化シートに含浸する樹脂として、ビスフェノルーAエポキシ樹脂又はビスフェノールFエポキシ樹脂からなる主剤と、環状脂肪族アミン、脂肪芳香族アミン又は芳香族アミンからなる硬化剤とからなる樹脂を用いた。【効果】 上記構成の樹脂によれば、加熱硬化後のガラス転移点温度が70°C以上で、且つ20°C、7日間の養生での硬化反応率が80%以上となるので、樹脂を室温で硬化して70°C程度の高温時にも良好な物性を発現させることができ、高温時においても繊維強化シートによる高温コンクリート構造物の補強を良好に行なうことができる。
請求項(抜粋):
使用時に高温となる高温コンクリート構造物の表面に、繊維強化材を貼り付け、その貼り付けの前及び/又は後に前記繊維強化材の繊維に含浸した樹脂を硬化することからなる補強方法であって、前記樹脂は、加熱硬化後のガラス転移点温度が70°C以上で、且つ20°C、7日間の養生での硬化反応率が80%以上であることを特徴とする高温コンクリート構造物の補強方法。
IPC (7件):
E04C 5/07 ,  B29C 70/06 ,  B32B 13/14 ,  C08J 5/24 CFC ,  E01D 19/02 ,  B29K 63:00 ,  B29K105:08
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-224966
  • 特開平4-275383

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