特許
J-GLOBAL ID:200903081264004395

自己加圧式の気体支持型の軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-136754
公開番号(公開出願番号):特開平5-079510
出願日: 1991年06月07日
公開日(公表日): 1993年03月30日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 迅速にかつ低速度で約5,350から8,917kg/cm程度の高いレベルの軸受剛さを生じかつ広い速度範囲で作動可能な高精度の自己加圧式の気体支持型の軸受を提供する。【構成】 自己加圧式の気体支持型の軸受は円筒形の軸受スリーブ40を備え、第1の粗度Raプロファイルのランダムな表面形状を有する第1の軸受面を形成する円筒形の内側面44を有する。円筒形の軸受シャフト46が軸受スリーブ40の中でこれと同軸状に配設されており、軸受シャフト46は、第2の粗度プロファイルのランダムな表面形状を有する第2の軸受面を形成する円筒形の外側面を有する。第1及び第2の粗度Raプロファイルの和は約18から60の範囲に入る。駆動装置が軸受スリーブ40と軸受シャフト46との間の相対的な回転速度を確立し、重なる軸受面を浮遊させてこれら軸受面の接触を断つ軸受剛性力を生ずる。
請求項(抜粋):
自己加圧式の気体支持型の軸受であって、(a)長手方向の軸線を有する円筒形の軸受スリーブであって、第1の粗度Raプロファイルのランダムな表面形状を有する第1の軸受面をそなえた円筒形の内側面を備える前記軸受スリーブと;(b)前記軸受スリーブの中に該軸受スリーブと同軸状に配設される円筒形の軸受シャフトであって、第2の粗度Raプロファイルのランダムな表面形状を有する第2の軸受面をそなえた円筒形の外側面を備えており、前記第1及び第2の粗度Raプロファイルの和は約18から約60の範囲内に入り、前記軸受スリーブ及び軸受シャフトは前記長手方向の軸線に沿って整合されて前記第1及び第2の軸受面が重なるようになされた前記軸受シャフトと;(c)前記軸受スリーブと前記軸受シャフトとの間に相対的な回転速度を確立するための駆動手段であって、該回転速度が軸受剛さ力を生ずると共に前記軸受スリーブ及び軸受シャフトの重なる軸受面を浮遊させてそれらの接触を断つようになされた前記駆動手段と;を備えて成り、(d)前記軸受スリーブ及び前記軸受シャフトは、前記軸受スリーブの前記第1の軸受面とこれに重なる前記軸受シャフトの前記第2の軸受面との間に所定の平均間隔を維持するような形状になされ、前記平均間隔は約0.0019mm(75マイクロインチ)の最小値から第1及び第2の軸受面が浮遊せずにこれらが接触する最大平均間隔までの間にある自己加圧式の気体支持型の軸受。
IPC (4件):
F16C 32/00 ,  F16C 17/02 ,  F16C 32/04 ,  G02B 26/10 102
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭58-224324
  • 特開昭62-255613

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