特許
J-GLOBAL ID:200903081269292852

フッ素含有排水の処理方法とその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅野 中
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-200782
公開番号(公開出願番号):特開2000-033386
出願日: 1998年07月15日
公開日(公表日): 2000年02月02日
要約:
【要約】【課題】 排水中に含まれたフッ素を処理する。【解決手段】 処理装置として反応槽1と、沈降槽2との組み合わせを用い、両槽を槽の下部で互いに連通させる。反応槽1には、フッ素含有排水が連続的に投入され、同時にフッ素処理剤としてカルシウム溶液を添加する。反応槽1内では、排水中のフッ素とカルシウム化合物との反応が進行し、反応生成物として主としてフッ化カルシウムが生ずる。排水は反応槽1の下部を通じて沈降槽2に流入し、沈降槽2内においては、反応生成物が沈降し、反応生成物の全量又はその一部が自ずから反応槽1内に戻り、反応槽1内に保持される。沈降槽2内で固液分離された上澄液は処理水として放流する。一方、反応槽1内のフッ化カルシウム濃度が高くなり、フッ化カルシウム結晶比表面積は大きくなる。その結果、結晶表面にて進行するフッ素イオンとカルシウムイオンとの結晶成長反応が促進し、反応処理の処理性が向上する。
請求項(抜粋):
反応処理と、沈降処理と、保持処理とを有するフッ素含有排水の処理方法であって、反応処理は、フッ素含有排水にカルシウム化合物を添加して排水中に含まれたフッ素とカルシウム化合物とを反応させる処理であり、沈降処理は、反応処理によって生じた反応生成物を沈降させる処理であり、保持処理は、反応処理によって生じた反応生成物の少なくとも一部を反応処理が進行する排水中に保持する処理であることを特徴とするフッ素含有排水の処理方法。
IPC (3件):
C02F 1/58 CDG ,  B01D 21/01 110 ,  C02F 1/52 ZAB
FI (3件):
C02F 1/58 CDG M ,  B01D 21/01 110 ,  C02F 1/52 ZAB J
Fターム (60件):
4D015BA03 ,  4D015BA04 ,  4D015BA05 ,  4D015BA12 ,  4D015BA19 ,  4D015BA21 ,  4D015BA22 ,  4D015BA29 ,  4D015BB09 ,  4D015BB12 ,  4D015BB13 ,  4D015BB16 ,  4D015CA20 ,  4D015DA02 ,  4D015DA12 ,  4D015DA13 ,  4D015DA22 ,  4D015DA24 ,  4D015DA25 ,  4D015DA31 ,  4D015DA34 ,  4D015DA35 ,  4D015DA40 ,  4D015DB01 ,  4D015DC02 ,  4D015DC03 ,  4D015EA14 ,  4D015EA16 ,  4D015EA32 ,  4D038AA08 ,  4D038AB41 ,  4D038AB42 ,  4D038BB13 ,  4D038BB18 ,  4D062BA03 ,  4D062BA04 ,  4D062BA05 ,  4D062BA12 ,  4D062BA19 ,  4D062BA21 ,  4D062BA22 ,  4D062BA29 ,  4D062BB09 ,  4D062BB12 ,  4D062BB13 ,  4D062BB16 ,  4D062CA20 ,  4D062DA02 ,  4D062DA12 ,  4D062DA13 ,  4D062DA22 ,  4D062DA24 ,  4D062DA25 ,  4D062DA31 ,  4D062DA34 ,  4D062DA35 ,  4D062DA40 ,  4D062EA14 ,  4D062EA16 ,  4D062EA32
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特公平1-026755
  • 特開昭51-113362
  • 希薄酸性溶液の処理方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-297179   出願人:インペリアル・ケミカル・インダストリーズ・ピーエルシー
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