特許
J-GLOBAL ID:200903081274279902

歯磨装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 修治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-160569
公開番号(公開出願番号):特開平11-346833
出願日: 1998年06月09日
公開日(公表日): 1999年12月21日
要約:
【要約】【課題】 歯磨装置を使用した場合に、歯磨の程度を評価してメッセージを出力するようにした、興趣性の高い歯磨装置を提供することを目的とする。【解決手段】 歯磨装置本体3と、歯磨装置本体3の装着部5に着脱自在に装着されるブラシ体7とを有し、歯磨装置本体3は気密状態に形成されている。歯磨装置本体3の振動を検知する振動センサー13を有し、オートパワー回路49が振動センサー13からの検知信号に基づいて電源のオン/オフを制御する。また、振動センサーからの検知信号を計数する計数手段と、振動センサーからの検知信号に基づいて歯磨動作の停止回数を判断する判断手段と、検知信号の計数値又は/及び前記歯磨動作の停止回数と対応して複数種類のメッセージを記憶している記憶手段を有し、計数手段の計数値又は/及び歯磨動作の停止回数に基づいて該当するメッセージを記憶手段から読み取って音声出力する音声出力手段を有して構成される。
請求項(抜粋):
下記の要件を備えてなることを特徴とする歯磨装置。(イ)歯磨装置本体と、当該歯磨装置本体の装着部に着脱自在に装着されるブラシ体とを有すること。(ロ)前記歯磨装置本体は、中空部を有し、当該中空部は気密状態に形成されていること。(ハ)前記歯磨装置本体の中空部には、歯磨動作に伴う歯磨装置本体の振動を検知する振動センサーが設けられていること。(ニ)前記振動センサーは、歯磨装置本体の長手方向、および当該長手方向とは垂直な方向の振動の有無を、それぞれの方向別に分別して検知すること。(ホ)前記歯磨装置本体内には、前記振動センサーからの検知信号に基づいて電源のオン/オフを制御するオン/オフ制御手段が設けられていること。(ヘ)前記オン/オフ制御手段は、電源オフ状態で振動センサーからの検知信号を入力したときに、歯磨動作の開始であることを判断して電源をオンすること。(ト)前記オン/オフ制御手段は、電源オン状態で振動センサーから特定方向の振動による検知信号を所定時間T1以上継続して入力したとき、または振動センサーからの検知信号を所定時間T1以上継続して入力しなかったときに、歯磨動作の終了であることを判断して電源をオフすること。(チ)前記歯磨装置本体内には、前記振動センサーからの検知信号を計数する計数手段が設けられていること。(リ)前記歯磨装置本体内には、前記振動センサーからの検知信号に基づいて歯磨動作の停止回数を判断する判断手段が設けられていること。(ヌ)前記判断手段は、振動センサーから特定方向の振動による検知信号を所定時間T1よりも短い時間のあいだ継続して入力したとき、または振動センサーからの検知信号を所定時間T1よりも短い時間のあいだ継続して入力しなかったときに、歯磨動作の停止回数を+1カウントアップすること。(ル)前記歯磨装置本体内には、前記検知信号の計数値又は/及び前記歯磨動作の停止回数と対応して複数種類のメッセージを記憶している記憶手段が設けられていること。(ヲ)前記歯磨装置本体内には、前記計数手段の計数値又は/及び前記判断手段によって判断された歯磨動作の停止回数に基づいて該当するメッセージを前記記憶手段から読み取る読取手段が設けられていること。(ワ)前記歯磨装置本体内には、前記読取手段によって読み取られたメッセージを音声に変換して出力する音声出力手段が設けられていること。

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