特許
J-GLOBAL ID:200903081285762559

画像監視装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松崎 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-106974
公開番号(公開出願番号):特開平7-320063
出願日: 1994年05月20日
公開日(公表日): 1995年12月08日
要約:
【要約】【目的】 ビデオレベルの変動等の小振幅変動は反映せず、大まかな背景照度の変動に追従するように背景更新を行ない、安定化を図る。【構成】 背景画像と監視画像の差分・2値化処理により、変化領域として抽出されなかった画素に対して、濃度変化を時間方向にヒステリシス特性を持たせて平滑化した結果を背景画像として更新する手段を設け、背景変動のうち小振幅のビデオレベルの揺れを反映させないようにし、背景自体の大まかな変動に追従して背景更新を行なことにより、安定な監視を可能とする。
請求項(抜粋):
監視領域を撮像する撮像手段と、その撮像画像データを順次記憶する監視画像メモリと、背景画像を記憶する背景画像メモリと、時系列の監視画像と背景画像との変化領域を抽出する変化領域抽出手段と、この変化領域画像を記憶する変化領域画像メモリと、変化領域画像の各パターンの大きさ,形状を含む特徴量により監視対象物体を抽出する対象物体抽出手段と、対象物体の動きを抽出する動き抽出手段とを備え、対象物体とその位置,動きにより段階的にアラームを発する画像監視装置において、画面上に対象物体がない状態での初期背景画像を作成する初期背景画像作成手段と、その初期背景を背景画像として監視を行ない、変化領域として抽出されなかった部分の各画素について、時間方向にヒステリシス特性を持たせて平滑化(ヒステリシス平滑化)した値を新たな背景画素値とする背景画素更新手段とを設け、照度変化にて背景が変動する場合でも、ビデオノイズによる小振幅の変動は反映させず、本来の背景変動に追従する背景更新を可能とし、監視を安定に行なうことを特徴とする画像監視装置。
IPC (3件):
G06T 7/20 ,  G08B 13/196 ,  H04N 7/18

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