特許
J-GLOBAL ID:200903081287079210
ドリル加工機能付き工作機械
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
野田 雅士
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-054258
公開番号(公開出願番号):特開2005-238415
出願日: 2004年02月27日
公開日(公表日): 2005年09月08日
要約:
【課題】 ドリル切りの折損を防止するための高低速切換タイミングを自動で検出でき、ドリルの低速移動領域を少なくして加工時間を短縮できるドリル加工機能付き工作機械を提供する。タレット旋盤や専用のボール盤等に適用される。【解決手段】 制御装置2は、同一形状のワークWを複数個繰り返して加工するときの初回の動作を制御する初回加工制御手段23と、2回目からの動作を制御する繰返し加工制御手段24とを有する。初回加工制御手段23は、ドリル切り3を回転停止状態で軸方向へ移動させてワークWに押し当て、所定の押し当て力になった時の軸方向位置であるセンタ穴完成位置P3を記憶する。繰返し加工制御手段24は、ドリル切り3がワーク近傍の所定位置P1からセンタ穴完成位置P3までは切削送り速度よりも低い低速でドリル切り3を回転させながら軸方向へ移動させ、センタ穴完成位置P3に達すると切削送り速度する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
ドリル切りを回転させるドリルヘッド、およびこのドリルヘッドを所定位置のワークに対して相対的に進退させる工具進退機構を有する機械本体と、前記ドリルヘッドの回転および工具進退機構の進退を制御する制御装置とを備えたドリル加工機能付き工作機械であって、
前記制御装置は、ワークを複数個繰り返して加工するときの初回の動作を制御する初回加工制御手段と、2回目からの動作を制御する繰返し加工制御手段とを有し、前記初回加工制御手段は、ドリル切りを回転停止状態で軸方向へ移動させてワークに押し当て、所定の押し当て力になったときの軸方向位置であるセンタ穴完成位置を記憶するものとし、前記繰返し加工制御手段は、ドリル切りを回転させながら軸方向に移動させる際、ワーク近傍の所定位置から少なくとも前記センタ穴完成位置までは切削送り速度よりも低い速度で移動させ、前記センタ穴完成位置、またはセンタ穴完成位置より所定量進んだ位置に達すると切削送り速度で移動させるものとしたドリル加工機能付き工作機械。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (3件):
3C036AA00
, 3C036DD09
, 3C045BA37
引用特許:
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