特許
J-GLOBAL ID:200903081297845026

符号変調方式レーダ測距装置及びそれを用いた追突防止装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松井 伸一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-262947
公開番号(公開出願番号):特開平11-083991
出願日: 1997年09月11日
公開日(公表日): 1999年03月26日
要約:
【要約】【課題】 距離分解能が高く、相互干渉の影響を受けない高性能な符号変調方式レーダ測距装置を安価に実現すること【解決手段】 変調用符号発生器1により発生するPN符号を基準発信器2で規定する周波数で符号変調、或いはスペクトル拡散された電磁波を測距対象物に向けて送信器3から送出し、対象物で反射した電磁波を受信器4で補促する。参照用符号発生器8にて変調用符号発生器と同一の符号を発生し、それを基準発振器と微小に異なる周波数を発する参照用発振器9により符号変調し、それを相関器10にて受信信号との相関値を求める。反射波の場合には相関値が高くなるので、それに基づいてプロセッサ12にて測距する。方位センサ13をさらに設け、送信符号の送信方向の方位に応じて使用する符号を異ならせることにより、対向する装置から送信されてくる符号は、方位が異なるので反射波と弁別できる。
請求項(抜粋):
M系列やGOLD系列などのPN符号を発生する変調用符号発生器と、所定の周波数で前記変調用符号発生器を駆動して前記PN符号の周期を決める基準発振器と、前記変調用符号発生器からの符号出力により符号変調、或いはスペクトル拡散された電磁波を測距対象物に向けて送出する送信器と、前記測距対象物で反射した前記電磁波を補促するための受信器と、前記変調用符号発生器と同一の符号を発生するための参照用符号発生器と、前記基準発振器と微小に異なる周波数で前記参照用符号発生器を駆動して前記変調用符号と微小に周期の異なる参照用符号を発生させる参照用発振器と、前記変調用符号発生器からの変調用符号と前記参照用符号発生器からの参照用符号との相関値を求める送信位相検出用の送信側相関器と、前記受信器の受信符号と前記参照用符号発生器からの参照用符号との相関値を求める受信位相検出用の受信側相関器と、前記送信側相関器の出力信号と前記受信側相関器の出力信号の時間差を求めて前記測距対象物までの距離に換算する演算手段とを備え、かつ、前記送信器から送出される電磁波の方向を検出する方位検出手段をさらに設け、その方位検出手段にて検出される方位に基づいて前記変調用符号発生器及び前記参照用符号発生器で使用する符号を変えるようにしたことを特徴とする符号変調方式レーダ測距装置。
IPC (4件):
G01S 13/26 ,  B60R 21/00 620 ,  G01S 13/93 ,  G08G 1/16
FI (4件):
G01S 13/26 ,  B60R 21/00 620 B ,  G08G 1/16 C ,  G01S 13/93 Z
引用特許:
審査官引用 (6件)
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