特許
J-GLOBAL ID:200903081303847486

双方向中継増幅器

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-173555
公開番号(公開出願番号):特開平8-097763
出願日: 1993年06月07日
公開日(公表日): 1996年04月12日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】FDMA/TDD、TDMA/TDD、CDMA方式等の時分割同時送受話方式で変調された無線周波数の信号を上り方向と下り方向の双方向に中継増幅するための双方向中継増幅器を提供する。 【構成】サーキュレーター5,8により上り方向と下り方向を分岐し、増幅回路6,7により増幅を行い、同軸ケーブル13,14により、対移動局アンテナ84A,84Bから、基地局81、移動局82の双方向に中継増幅する双方向中継増幅器に於て、入力レベル検出回路21,24および出力レベル検出回路23,22の検出出力に基づき制御用マイコン25により増幅回路6,7の利得を制御する。
請求項(抜粋):
[請求項1]基地局側あるいは前段側からの上り方向と下り方向の無線周波帯の信号を同軸ケーブルあるいは対基地局アンテナを介して個別に接続するための接続端子と、後段側への上り方向と下り方向の無線周波帯の信号を同軸ケーブルあるいは対移動局アンテナを介して個別に接続するための接続端子と、上り方向あるいは下り方向あるいは両方向の無線周波帯の信号を増幅するための増幅回路とを有することを特徴とする双方向中継増幅器。[請求項2]基地局側あるいは前段側からの上り方向と下り方向の無線周波帯の信号を同軸ケーブルあるいは対基地局アンテナを介して個別に接続するための接続端子と、後段側への上り方向と下り方向の無線周波帯の信号を同軸ケーブルを介して個別に接続するための接続端子と、対移動局アンテナ側への上り方向と下り方向の無線周波帯の信号を分岐するための分岐回路と、上り方向あるいは下り方向あるいは両方向の無線周波帯の信号を増幅するための増幅回路とを有することを特徴とする双方向中継増幅器。[請求項3]基地局側あるいは前段側からの上り方向と下り方向の無線周波帯の信号を個別にあるいは両方向への分岐回路に接続するための接続端子と、対移勤局アンテナ側あるいは後段側あるいは両側への上り方向と下り方向の無線周波帯の信号を個別にあるいは両方向への分岐回路に接続するための接続端子と、上り方向あるいは下り方向あるいは両方向の無線周波帯の信号を増幅するための増幅回路とを有することを特徴とする双方向中継増幅器。[請求項4]基地局側あるいは前段側からの上り方向と下り方向の無線周波帯の信号を個別にあるいは両方向への分岐回路に接続するための接続端子と、対移動局アンテナ側あるいは後段側あるいは両側への上り方向と下り方向の無線周波帯の信号を個別にあるいは両方向への分岐回路に接続するための接続端子と、上り方向あるいは下り方向あるいは両方向の無線周波帯の信号を増幅するための増幅回路と、当該増幅回路の信号レベルを検出するための検出回路と、当該検出レベルを比較して増幅回路の利得あるいは出力レベルあるいは入力レベルと出力レベルの関係等を制御するための制御回路とを有することを特徴とする双方向中継増幅器。[請求項5]当該増幅回路が、ストレートアンプ、あるいはミキサー回路と帯域通過フイルター、あるいはその両方を有することを特徴とする特許請求の範囲第1項、第2項、第3項あるいは第4項に記載の双方向中継増幅器。[請求項6]当該増幅回路が、当該無線周波帯の信号レベルを検出する検出回路と、当該検出レベルを比較して増幅回路の利得あるいは出力レベルあるいは入力レベルと出力レベルの関係を制御するための制御回路を有することを特徴とする特許請求の範囲第1項あるいは第2項に記載の双方向中継増幅器。[請求項7]当該分岐回路が、サーキュレーターあるいは電子スイッチあるいは2分配器あるいはハイプリッド回路等から構成されることを特徴とする特許請求の範囲第2項、第3項あるいは第4項に記載の双方向中継増幅器。[請求項8]当該検出回路が、少なくとも当該中継増幅器の入力あるいは出力あるいは途中段階の信号レベルを検出するように設けられることを特徴とする特許請求の範囲第4項あるいは第6項に記載の双方向中継増幅器。[請求項9]当該制御回路が、下り方向については少なくとも増幅回路の出力レベルを、上り方向については少なくとも増幅回路の利得を制御するように設けられることを特徴とする特許請求の範囲第4項あるいは第6項に記載の双方向中継増幅器。[請求項10]少なくとも1個以上の指向性アンテナを有し、当該指向性アンテナが、金属性の地板あるいは反射板と、指向性アンテナの放射素子とから構成されることを特徴とする特許請求の範囲第1項、第2項、第3項あるいは第4項に記載の双方向中継増幅器。[請求項11]当該指向性アンテナが、少なくとも2個以上の直交する偏波面を有する等、相互間の結合が少なくなるように構成された放射素子を有することを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の双方向中継増幅器。[請求項12]当該反射板と放射素子が、反射板付ヘリカルアンテナあるいは反射板付アレイアンテナあるいはパラボラアンテナあるいはコーナーレフレクターアンテナ等の地板あるいは反射板付指向性アンテナであることを特徴とする特許請求の範囲第10項あるいは第11項に記載の双方向中継増幅器。[請求項13]当該基地局あるいは基地局群が複数のTDD方式の送受信機を有し、当該送受信機の入出力信号を合成・分配するための合成・分配回路を介して接続することを特徴とする特許請求の範囲第1項、第2項、第3項あるいは第4項に記載の双方向中継増幅器。
IPC (5件):
H04B 7/204 ,  H03F 3/62 ,  H04B 7/26 ,  H04J 1/10 ,  H04J 3/08
FI (2件):
H04B 7/15 A ,  H04B 7/26 A
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特表昭63-500417
  • 特開平2-272829
  • 特開平3-108915

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