特許
J-GLOBAL ID:200903081310118228

液体封入式防振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡邊 功二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-086523
公開番号(公開出願番号):特開2001-271865
出願日: 2000年03月27日
公開日(公表日): 2001年10月05日
要約:
【要約】【課題】 液体封入式防振装置において、外筒金具の中間金具側への組付けの作業性を良くすると共に、外筒金具と中間金具間でのシール性を良好にする。【解決手段】 内筒金具10と、その外側に離間して配設され、軸方向両端の一対のリング部21a,21bと、リング部間を一体的に連結しその間に窓部25を形成した連結部22を有する筒状の中間金具20と、中間金具と内筒金具間を連結し、窓部に対応した凹部33を有するゴム弾性体30と、その外周側に外筒金具50とを備える。中間金具の圧入先側のリング部21aの外径を外筒金具の内径よりわずかに大きくし、その軸方向内側の小径部に第1ゴム弾性体シール部43を設ける。中間金具の圧入後側のリング部21bの外径を外筒金具の内径よりわずかに小さくすると共に、後側のリング部の外周に薄肉の第2ゴム弾性体シール部44を設け、その軸方向内側に、環状のシールリップ44aを2本配設した。
請求項(抜粋):
内筒金具と、該内筒金具の外側に離間して配設され、軸方向両端の一対のリング部と、該一対のリング部間を一体的に連結する連結部とを設け、該リング部と連結部間に開口する窓部を有する筒状の中間金具と、該中間金具と前記内筒金具間を弾性的に連結すると共に前記窓部に対して開口する凹部を形成したゴム弾性体と、筒部と、該筒部の軸方向一端側にて径方向外方に延びるフランジ部とを有し、前記ゴム弾性体により前記内筒金具と連結された前記中間金具が該フランジ部側から該筒部の内周側に圧入されて該筒部に固定され、前記中間金具との間を液密的に閉塞して前記凹部内に液室を形成する外筒金具とを備えてなる液体封入式防振装置であって、前記中間金具の前記外筒金具への圧入前に、該中間金具の圧入先側のリング部の外径が、前記外筒金具の内径よりわずかに大きくされていると共にその軸方向内端側が縮径されており、該縮径部分の外周に周方向に沿って延びた環状の第1ゴム弾性体シール部を設けることとし、前記中間金具の圧入後側のリング部の外径が、前記外筒金具の内径よりわずかに小さくされていると共に、該後側のリング部の外周に周方向に沿って延びた環状の第2ゴム弾性体シール部を設けたことを特徴とする液体封入式防振装置。
IPC (2件):
F16F 13/14 ,  F16F 13/18
FI (2件):
F16F 13/00 620 Y ,  F16F 13/00 620 Q
Fターム (6件):
3J047AA04 ,  3J047AB01 ,  3J047CA14 ,  3J047CD05 ,  3J047FA01 ,  3J047GA01

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