特許
J-GLOBAL ID:200903081333004122

双方向バス回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 深見 久郎 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-000387
公開番号(公開出願番号):特開2001-188638
出願日: 2000年01月05日
公開日(公表日): 2001年07月10日
要約:
【要約】【課題】 データバス使用時におけるデータ伝達速度の低下を招くことなく、データバス不使用時における電位レベルが不定となることを回避して動作を安定化することが可能な双方向バス回路の構成を提供する。【解決手段】 データバスは、リピータ回路50によってバスノードNb1およびNb2に分割される。リピータ回路50は、バスノードNb1のデータをバスノードNb2に増幅して伝達するためのトライステートバッファ51と、トライステートバッファ51と逆方向に接続されるトライステートバッファ52とを含む。データバス不使用時においては、トライステートバッファ51および52はともに活性化され、リピータ回路50は、ラッチ回路として機能する。
請求項(抜粋):
複数の回路ブロック間で共有される双方向バス回路であって、(J+1)個(J:自然数)のバスノードに分割される、前記複数の回路ブロックに入出力されるデータを伝達するためのデータバスを備え、各前記複数の回路ブロックは、前記(J+1)個のバスノードのいずれか1つと接続され、前記(J+1)個のバスノードのうちの1つに対応して設けられ、前記複数の回路ブロックの全てに対するデータ入出力が非実行である場合に、対応する前記バスノードの電位レベルを所定電位に設定するための電位固定回路と、隣接する前記バスノード間にそれぞれが配置されるJ個のリピータ回路とをさらに備え、各前記リピータ回路は、前記隣接するバスノードの一方から前記隣接するバスノードの他方へデータを伝達するための第1の信号伝達回路と、前記隣接するバスノードの他方から前記隣接するバスノードの一方へデータを伝達するための第2の信号伝達回路とを含み、前記複数の回路ブロックと前記バスノードのうちの対応する1つとの間におけるデータ入出力および、各前記リピータ回路における信号伝達方向を指示するためのアービタ回路をさらに備え、前記アービタ回路は、前記複数の回路ブロックの全てに対してデータ入出力が非実行である場合において、前記電位固定回路に対応する前記バスノードの電位レベルを前記データバス全体に伝達するように、各前記リピータ回路において前記第1および前記第2の信号伝達回路のいずれか一方を活性化する、双方向バス回路。

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