特許
J-GLOBAL ID:200903081337225620

タービンなどの回転機械用ブラシシール及びセグメント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 研一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-393951
公開番号(公開出願番号):特開2001-248405
出願日: 2000年12月26日
公開日(公表日): 2001年09月14日
要約:
【要約】【課題】 タービン等の回転機械用ブラシシールの提供。【解決手段】 回転機械用ブラシシールセグメント(30)は、両方とも弓形状の形状を持つ下流側プレート(32)とブリスル層(34)を備える。ブリスル(34)は下流側プレート(32)の上流側表面(36)に近接して配置される。下流側プレート(32)は、下流側プレート(32)の上流側表面(36)に凹設された空洞(44)と、下流側プレート(32)の外側及び内側部分(40,42)の間で緩やかな移行をもたらす上流側表面(36)上の傾斜した移行面(56)を有する。傾斜した面(56)が、ブリスル(34)の近接した部分と接触する表面領域をもたらしブリスル(34)にかかる応力を分散させ、それによってブリスル(34)にかかる圧力負荷によるブリスル(34)へのそのような応力の集中及びブリスル(34)の疲労を避ける。
請求項(抜粋):
回転機械のロータ(R)の長手方向軸線(A)の周りに部分的にかつ前記軸線(A)から半径方向外方に延びる弓形状の形状をなし、互いに間隔を置いて位置し前記ロータ(R)の前記長手方向軸線(A)に概して平行な相対する方向に面する相対する上流側及び下流側表面(36,38)と、前記ロータ(R)から遠くに位置する外側部分(40)と、前記ロータ(R)に近接して位置し前記上流側表面(36)上に圧力軽減空洞(44)を画定する内側部分(42)と、前記上流側表面(36)上に設けられ、前記外側部分(40)から前記内側部分(42)の前記空洞(44)へと緩やかな移行をもたらように前記外側及び内側部分(40,42)の間に延びている全体として傾斜した断面形状の移行面(56)とを有する下流側プレート(32);及び、前記ロータ(R)の前記長手方向軸線(A)の周りに部分的にかつ前記軸線(A)から半径方向外方に延びる弓形状の形状をなし、相対する外側及び内側部分(46,48)と上流側及び下流側(50,52)を有し、前記下流側プレート(32)の前記上流側表面(36)にその前記外側部分(46)において当接するブリスル層(34);を含み、前記下流側プレート(32)の前記上流側表面(36)上の前記移行面(56)は、前記ブリスル層のブリスル(34)の近接する部分との接触面領域をもたらし前記ブリスル(34)への応力を分散し、それによって前記ブリスル層(34)の前記上流側(50)へかかる圧力負荷による前記ブリスルの接触の線上のそのような応力の集中と接触の線に沿っての前記ブリスルの疲労を避ける、回転機械用のブラシシールセグメント(30)。
IPC (2件):
F01D 11/00 ,  F16J 15/18
FI (2件):
F01D 11/00 ,  F16J 15/18 C

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