特許
J-GLOBAL ID:200903081339230248

オルソベンゼンジチオール類の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-184909
公開番号(公開出願番号):特開平6-025151
出願日: 1992年07月13日
公開日(公表日): 1994年02月01日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】 一般式(1)で表されるハロゲン置換ベンゼン類(XはCl,Br,R1〜R4はH,Cl,C1〜9のアルキル基、アルケニル基、アルコキシ基、アリール基等(互いに縮合環を形してもよい))、例えば1,2,3,4,5-ペンタクロロベンゼンを硫黄及び鉄又は鉄塩類の存在下、極性溶媒中で水硫化物を一括装入あるいは逐次添加反応させ得られる鉄又は鉄塩類とジチオール類との錯体を、金属酸化物、アルカリ水酸化物で処理した後、鉱酸にて酸析した後、有機溶媒で抽出し取り出すことを特徴とする一般式(2)のオルソベンゼンジチオール類、例えば3,4,6-トリクロロベンゼン-1,2-ジチオールの製造方法。【効果】 高品質、高収率で目的物を得ることが出来る。
請求項(抜粋):
一般式(1)(化1)【化1】〔式中、Xは塩素原子又は臭素原子を示し、R1〜R4はXが臭素原子の時、それぞれ同一又は独立に水素原子、塩素原子、臭素原子、炭素数1〜9のアルキル基、アルケニル基、アルコキシ基、置換基を有してもよいアリール基、もしくは、R1とR2、R2とR3、R3とR4で互いに結合し縮合環を形成してもよい。更に、Xが塩素原子の時、R1〜R4はそれぞれ同一又は独立に水素原子、塩素原子、炭素数1〜9のアルキル基、アルケニル基、アルコキシ基、置換基を有してもよいアリール基、もしくは、R1とR2、R2とR3、R3とR4で互いに結合し縮合環を形成してもよい。〕で表されるハロゲン置換ベンゼン類を硫黄及び鉄又は鉄塩類の存在下、極性溶媒中で水硫化物を一括装入あるいは逐次添加反応させ得られる鉄又は鉄塩類とジチオール類との錯体を、金属酸化物及びアルカリ水酸化物で処理し、鉱酸にて酸析した後、有機溶媒で抽出し取り出すことを特徴とする一般式(2)(化2)【化2】〔式中、R1〜R4はXが臭素原子の時、それぞれ同一又は独立に水素原子、塩素原子、臭素原子、炭素数1〜9のアルキル基、アルケニル基、アルコキシ基、置換基を有してもよいアリール基、もしくは、R1とR2、R2とR3、R3とR4で互いに結合し縮合環を形成してもよい。〕で表されるオルソベンゼンジチオール類の製造方法。
IPC (9件):
C07C321/26 ,  B01J 23/74 301 ,  B01J 27/049 ,  B01J 27/128 ,  B01J 27/185 ,  B01J 27/25 ,  C07C319/08 ,  C07C323/09 ,  C07B 61/00 300

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