特許
J-GLOBAL ID:200903081346151604

溶接部の判別方法及び不溶着部の測定方法並びに溶接部の検査装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 正次
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-027136
公開番号(公開出願番号):特開平10-221309
出願日: 1997年02月10日
公開日(公表日): 1998年08月21日
要約:
【要約】【課題】板厚の相違やたれ込みの有無、耐火被膜の有無等によらない広い適用範囲で、溶接部の形状を、容易に非破壊で判定する。【解決手段】鉄骨構造物の溶接部から距離Lの地点で、開先側を測定面8とし、測定面8に探触子10を押し当て、溶接部に向けて表面SH波を発信する。該部で受信した反射波を、探触子10の探傷器12からパソコン13に転送する。パソコン13には、予め実験により完全溶込み4・部分溶込み5・すみ肉6の溶接形状(b、c、d)毎に典型的な波形16a〜16cが夫々蓄積されている。パソコン13で、調査波形15と典型的な波形16a〜16cとを比較する(a)。比較により、溶接部の形状が、完全溶込み・部分溶込み・すみ肉のいずれであるかを判別する。調査波形15のエコー高さから不溶着部の高さを推定する。
請求項(抜粋):
鉄骨構造物の溶接部から所定距離離れた地点を測定面とし、該測定面から溶接部に向けて表面SH波を発信し、該部で受信した反射波を、実験値による典型的な波形と比較し、溶接部の形状を、完全溶込み溶接部、部分溶込み溶接部あるいはすみ肉溶接部のいずれかを判別する溶接部の判別方法。

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