特許
J-GLOBAL ID:200903081353227420

骨組織に移植されるインプラント、その生産方法および移植方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 深見 久郎 ,  森田 俊雄 ,  仲村 義平 ,  堀井 豊 ,  野田 久登 ,  酒井 將行
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-553408
公開番号(公開出願番号):特表2007-522847
出願日: 2005年01月28日
公開日(公表日): 2007年08月16日
要約:
骨インプラント(10)は、インプラント軸(I)と平行かつ本質的な回転のない、あらかじめ与えられているか作られた空洞に移植される。インプラントは、移植されるインプラント部分に刃先部(14)を含み、それはインプラント軸と共通の面では延在せず、インプラントの遠位端の方へ向く。インプラントはさらに、機械的振動によって液化可能な材料の表面範囲(16)を含む。刃先部(14)は、移植後に空洞壁に留まるような態様で寸法決めされる。移植のために、インプラントは機械的振動に衝突され、その結果熱可塑性材料は少なくとも部分的に液化されて不規則に空洞壁の孔に押し出される。再度凝固される時、そこで熱可塑性材料はインプラント(10)と空洞壁との形状適合および/または材料適合接続を形成する。刃先部(14)は、ねじ形状インプラントの固定に類似するやり方で、空洞壁内にインプラントを固定する。移植が回転を要しないので、インプラントは円形円筒状でも円形円錐形状でもない形状を有し得る。したがってインプラントはねじ状インプラントよりも捩れ負荷に対してよりよく安定化される。インプラントの安定性は、液化可能材料を通じた固定により、特に空洞からインプラントを引き出す負荷に対してその固定がさらに向上される。液化可能材料を通じた安定化により、移植直後にインプラントに負荷をかけることができる。インプラントは例えば歯科インプラントである。
請求項(抜粋):
骨組織(3)の空洞壁(K)に囲まれた空洞におけるインプラント軸(I)と平行な移植方向への移植に適した骨インプラント(10)であって、移植されるインプラント部分は、機械的振動によって液化可能な材料(M)の表面範囲(16)、または、開口部(27)を通じてインプラントの中空の空間(26)から液化可能材料を押し出すことにより形成されるこのような表面範囲(16)を含み、移植されるインプラント部分はさらに刃先部(14)を含み、それらの刃先部は、与えられたか作られる表面範囲(16)の外部に位置し、刃先部はインプラント軸(I)と共通の面においては延在せず、刃先部はインプラントの遠位端領域の方へ向い、かつ刃先部はインプラントの外周のまわりに少なくとも部分的に延在することを特徴とする、骨インプラント。
IPC (7件):
A61C 8/00 ,  A61C 5/08 ,  A61C 13/30 ,  A61F 2/30 ,  A61F 2/28 ,  A61F 2/46 ,  A61C 13/00
FI (7件):
A61C8/00 Z ,  A61C5/08 ,  A61C13/30 ,  A61F2/30 ,  A61F2/28 ,  A61F2/46 ,  A61C13/00 G
Fターム (35件):
4C052AA20 ,  4C052NN03 ,  4C052NN04 ,  4C052NN11 ,  4C059AA01 ,  4C059AA02 ,  4C059AA03 ,  4C059AA04 ,  4C059AA07 ,  4C059AA08 ,  4C097AA01 ,  4C097AA03 ,  4C097BB01 ,  4C097BB04 ,  4C097CC01 ,  4C097CC03 ,  4C097CC05 ,  4C097CC06 ,  4C097DD02 ,  4C097DD06 ,  4C097EE01 ,  4C097EE02 ,  4C097EE03 ,  4C097EE07 ,  4C097EE08 ,  4C097EE09 ,  4C097EE11 ,  4C097FF01 ,  4C097MM02 ,  4C097MM03 ,  4C097MM04 ,  4C097MM07 ,  4C097MM10 ,  4C097SC01 ,  4C097SC09

前のページに戻る