特許
J-GLOBAL ID:200903081358583968

流量計

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-368647
公開番号(公開出願番号):特開平11-190644
出願日: 1997年12月26日
公開日(公表日): 1999年07月13日
要約:
【要約】【課題】 フロートの広い移動範囲にわたってフロートの移動量を正確に検出して正確な液体の流量を計測できる流量計を提供しようとする。【解決手段】流量計本体2に流出口に向かうに従って大きくなる断面積を持つ流路2cを直立して設け、この流路2c内に永久マグネット3cを内蔵したフロート3を配置し、前記流路に沿ってフロート3の移動方向と直交する方向の磁力を検出する複数のリニア感磁素子5,5aを配置し、これらリニア感磁素子5,5aの出力信号が測定範囲を規定する基準値を越えたかの判別結果により論理的に出力信号を得るリニア感磁素子5,5aが選択されるように構成されている。また、選択されたリニア感磁素子5,5aに応じた値をその出力信号に加算して、加算後の値から液体の流量を算出するように構成されている。そのため、十分広い流量範囲に対応できるばかりか、簡単な回路構成でフロートの位置に応じたリニア感磁素子5,5aを選択してしかもこのリニア感磁素子5,5aの出力特性のうち線形部分のみを利用して、正確な液体の計測ができる。
請求項(抜粋):
流量計本体に流入口から流出口に向かうに従って断面積が大きくなる流路を設け、この流路内に流入口から流入する液体により押圧されて流出口側に移動するフロートを配置し、このフロートに所定極間長さを有する永久マグネットを配置し、さらにこのフロートの移動路近くにその移動方向と直交する方向の磁力を検出してその移動量を検出するリニア感磁素子を一列に複数配置し、そのフロートの位置をリニア感磁素子により検出してフロートの位置から流出口に連通する断面積に応じた液体の流量を算出するように構成した流量計において、各リニア感磁素子の出力信号が測定範囲を規定する第1基準値、第2基準値よりも大きいかを判別する判別部と、この判別部の出力信号からどのリニア感磁素子からの出力信号が有効信号かを選択するセンサ選択部とを設けるとともに、選択されたリニア感磁素子と最下位置にあるリニア感磁素子との距離に応じた加算値を、前記リニア感磁素子の出力信号に加算して、加算後の値から液体の流量を算出する手段を設けたことを特徴とする流量計。
IPC (2件):
G01F 1/22 ,  G01F 1/24
FI (2件):
G01F 1/22 A ,  G01F 1/24

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