特許
J-GLOBAL ID:200903081364974898
自動車用パワーステアリング装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
野口 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-176434
公開番号(公開出願番号):特開平11-005543
出願日: 1997年06月16日
公開日(公表日): 1999年01月12日
要約:
【要約】【課題】 自動車は車種毎に要求操舵性能が異なり、ハンドルの回転力に対する前輪の傾動力及びハンドルの回転角に対する前輪の傾動角を変えることを要求される場合があるが、ハンドルに連結されたドラムの操舵力を前輪に連結されたドラムにコントロールケーブルで伝達するようにした従来の装置においては、ハンドルの回転力に対する前輪の傾動力及びハンドルの回転角に対する前輪の傾動角を変えることができないという課題があった。【解決手段】 両ドラムの半径が、軸方向の対応位置における前記両ドラムの半径の和が一定となるように軸方向において変化させたから、インナケーブルの張力を一定に保ったままハンドルの回転力及び回転角に対する前輪の傾動力及び傾動角を変化させることができる。
請求項(抜粋):
両端を舵取リンク機構を介して前輪に連結されたピストンロッドを備えたパワーシリンダと、該パワーシリンダに供給され、同時に、該パワーシリンダから排出される圧油を方向制御するロータリー式のコントロールバルブと、該コントロールバルブのローターの回転軸に連結された舵取側ドラムと、ハンドルの回転軸に連結されたハンドル側ドラムと、可撓性を有するアウタチューブ内に摺動自由に挿通されたインナケーブルが前記ハンドル側ドラムの交互方向の回転において交互に引張力が作用するように前記両ドラムの螺旋溝に巻き付けられた2本のコントロールケーブルと、を含む自動車用パワーステアリング装置において、前記両ドラムの半径が、軸方向の対応位置における前記両ドラムの半径の和が一定となるように軸方向において変化していることを特徴とする自動車用パワーステアリング装置。
IPC (2件):
FI (2件):
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