特許
J-GLOBAL ID:200903081365786076

動電型スピーカ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高山 道夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-162907
公開番号(公開出願番号):特開平8-331691
出願日: 1995年06月05日
公開日(公表日): 1996年12月13日
要約:
【要約】【目的】 従来の動電型スピーカの磁気回路ではその磁束密度分布が上下方向に非対称で第2調波歪を発生させ、ボイスコイルでは高域でのインピーダンスが上昇してスピーカの高域特性に悪影響を与えているのでこれらを改善する。【構成】 デュアルギャップ磁気回路10はマグネット1,トッププレート2,ボトムプレート3,上部磁気ギャップ4a,下部磁気ギャップ4b,ヨーク5によって構成されており、上部磁気ギャップ4aと下部磁気ギャップ4bとの磁束密度分布が上下方向に対称となりスピーカの低域における第2調波歪を減少させる。ボイスコイルボビン6の上部に捲装した上部ボイスコイル7aと下部に捲装した下部ボイスコイル7bは互いに逆方向に巻いてあり、相互インダクタンスリダクション作用により、高域でのインピーダンス上昇を押さえスピーカの高域特性を改善する。
請求項(抜粋):
上部と下部におのおの磁気ギャップを形成するデュアルギャップ磁気回路とこれらの磁気ギャップ中を上下動自在なボイスコイルボビンに捲装したボイスコイルとを有する動電型スピーカにおいて、前記デュアルギャップ磁気回路(10)は、上下方向に着磁したマグネット(1)と、このマグネット(1)の上部に配設したトッププレート(2)及び下部に配設したボトムプレート(3)と、これらのトッププレート(2)とボトムプレート(3)との外周に配置し、前記トッププレート(2)と上部磁気ギャップ(4a)を形成し、前記ボトムプレート(3)と下部磁気ギャップ(4b)を形成する円筒形のヨーク(5)とからなり、前記ボイスコイルは、前記ボイスコイルボビン(6)の上部に捲装した上部ボイスコイル(7a)とこの同一ボイスコイルボビン(6)の下部に捲装した下部ボイスコイル(7b)とからなり、前記上部ボイスコイル(7a)と前記下部ボイスコイル(7b)の巻き方向を互いに逆にしたことをことを特徴とする動電型スピーカ。
IPC (4件):
H04R 9/02 102 ,  H04R 9/02 ,  H04R 9/00 ,  H04R 9/04 102
FI (4件):
H04R 9/02 102 B ,  H04R 9/02 102 A ,  H04R 9/00 E ,  H04R 9/04 102
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭48-098818
  • 特開昭58-206298
  • 特開昭48-098818
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