特許
J-GLOBAL ID:200903081373187246

扉のロック構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-000348
公開番号(公開出願番号):特開平7-202450
出願日: 1994年01月07日
公開日(公表日): 1995年08月04日
要約:
【要約】【目的】 電子装置を収容する筐体の扉のロック構造に関し、筐体内に収容する電子部品が損傷する恐れがなく、且つ外観が良好なことを目的とする。【構成】 前面が開口した筐体本体1と、縁枠の下側部材が蝶番を介して筐体本体1の底板1Aに連結された浅い箱形の扉10と、一方の固着板部材が扉10の縁枠上側部材12B 方向に付勢されるよう、他方の固着板部材が扉10の正面板部材の内側の上部に固着されてなるばね付蝶番16と、アーム41の根元方向の面が階段形斜面42A に形成され台形頭部42を有しアーム41の根元側がばね付蝶番16の揺動する方の固着板部材に固着されたロック金具40と、ボタン頭部21が縁枠上側部材12B の孔19を遊貫し突出するようアーム41の根元側の上部に固着されてなる凸形の押しボタン20と、台形頭部42に対応する筐体本体1の上板1Bの内側の個所に固着されてなる角形受金具50とを備えた構成とする。
請求項(抜粋):
前面が開口した箱形の筐体本体(1) と、正面板部材の四周縁に縁枠を有する浅い箱形で、縁枠下側部材(12A) 又は縁枠横部材が蝶番(15)を介して該筐体本体(1) の底板(1A)又は側板の開口側の側縁に連結されてなる扉(10)と、ピンを軸にして擺動運動する一対の固着板部材及びねじりコイルばね(16a) を有し、該ねじりコイルばね(16a) により一方の該固着板部材が、該扉(10)の縁枠上側部材(12B) 又は他方の縁枠横部材方向に付勢され揺動可能のように、他方の該固着板部材が、該扉(10)の正面板部材の内側に固着されてなるばね付蝶番(16)と、アーム(41)の先端部に台形頭部(42)を有し、該アーム(41)の根元側が、該ばね付蝶番(16)の揺動側の固着板部材に固着されてなるロック金具(40)と、ボタン頭部(21)が該縁枠上側部材(12B) 又は縁枠横部材の孔(19)を遊貫し突出するよう、該アーム(41)の根元側の上部に固着されてなる凸形の押しボタン(20)と、該筐体本体(1) の上板(1B)又は本体側板の内側の、該台形頭部(42)に対応する個所に固着されてなる角形受金具(50)とを備え、該台形頭部(42)は、該アーム(41)の根元方向の面が階段形斜面(42A) に形成され、反対側の面が平坦状斜面(42B) に形成されたものであり、該ロック金具(40)は、該扉(10)を閉じた状態で、該階段形斜面(42A) の段差が該角形受金具(50)の開口側とは反対側の角に係合するものであり、該押しボタン(20)は、ボタン頭部(21)を押下することで該ロック金具(40)と該角形受金具(50)との係合を、解除するものであることを特徴とする扉のロック構造。

前のページに戻る