特許
J-GLOBAL ID:200903081378441817

水温センサの故障診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-140285
公開番号(公開出願番号):特開平10-073047
出願日: 1997年05月29日
公開日(公表日): 1998年03月17日
要約:
【要約】【課題】 内燃機関の水温センサの異常有無を正確に診断する。【解決手段】 内燃機関の制御回路30に、水温センサ10の出力とともに、エアフローメータ21、吸入空気温度センサ23、ヒータブロワ風量設定スイッチ27等から機関始動後の冷却水温度上昇速度に影響する機関運転パラメータを入力する。制御回路30は、これらのパラメータに基づいて、カウンタ増量値を算出し、一定時間毎に暖機カウンタWCTを算出した増量値だけ増大させる。これにより、暖機カウンタの値は実際の冷却水温度上昇速度に応じて増大する。制御回路は、暖機カウンタの値が、予め定めた基準温度に到達したときに、水温センサの指示値が基準値に到達していない場合には水温センサに異常が生じたと判定する。実際の冷却水温度上昇に合わせて増大する暖機カウンタの値により故障診断実施タイミングを決定するため、正確な故障診断が可能となる。
請求項(抜粋):
内燃機関の冷却水温度検出用水温センサの異常の有無を診断する水温センサの故障診断装置であって、内燃機関始動後の暖機進行に関連する機関運転状態パラメータを検出するパラメータ検出手段と、検出された前記機関運転状態パラメータの値に基づいてカウンタ増量値を設定するカウンタ増量値設定手段と、機関始動後に、機関暖機状態を表す暖機カウンタを一定時間毎に前記カウンタ増量値だけ増大させるカウント手段と、前記暖機カウンタの値が予め定めた設定値以上となったときに、前記機関冷却水温度センサで検出した冷却水温度を予め定めた基準値と比較する比較手段と、前記検出した冷却水温度が前記基準値より低いときに冷却水温度センサに異常が生じたと判定する判定手段と、を備えた水温センサの故障診断装置。
IPC (2件):
F02D 45/00 360 ,  G05B 23/02 302
FI (2件):
F02D 45/00 360 D ,  G05B 23/02 302 S
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開平4-187854
  • 内燃機関の制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-018540   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • 特開昭58-062342
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審査官引用 (4件)
  • 特開平4-187854
  • 内燃機関の制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-018540   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • 特開昭58-062342
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