特許
J-GLOBAL ID:200903081385155676

揮発性有機炭素測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西岡 義明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-238009
公開番号(公開出願番号):特開平8-101187
出願日: 1994年09月30日
公開日(公表日): 1996年04月16日
要約:
【要約】【目的】 POCの正確な測定ができる揮発性有機炭素測定装置を提供する。【構成】 試料注入器2及びロータリバルブ3によって試料容器4から試料スパージ容器1に供給された試料TPは、キャリアガスによってバブリングされ、試料TP中のPOC成分はそのまま気化し、無機体炭素成分の一部またはすべては二酸化炭素ガスに変換されて分配器5を介して等量づつ流路I及び流路IIに流れ込む。流路Iに流れたガスは、POC燃焼管7で燃焼され、ガス中のPOC成分が二酸化炭素ガスに変換され、比較流通型の非分散型赤外線ガス分析計8の一方のセルに供給されると共に、流路IIに流れたガスは、そのまま非分散型赤外線ガス分析計8の他方のセルに供給される。そして、比較流通型の非分散型赤外線ガス分析計8は両セルを通過する二酸化炭素量の差を検出し、信号処理手段9は検出された信号を処理することによって、試料TP中のPOC量を算出する。
請求項(抜粋):
試料溶液を保持し、抽出ガスを吹き込むことにより試料溶液中の揮発性有機炭素を気化させるバブリング手段と、揮発性有機炭素を燃焼させる燃焼手段を備え、前記バブリング手段からのガスを燃焼させることにより、その揮発性有機炭素成分を二酸化炭素ガスに変換する第1の流路と、前記バブリング手段からのガスをそのまま通過させる第2の流路と、前記第1の流路と前記第2の流路からそれぞれ供給されるガス中の二酸化炭素の量から試料中の揮発性有機炭素の量を測定する計測手段と、を備えたことを特徴とする揮発性有機炭素測定装置。
IPC (4件):
G01N 33/18 ,  G01N 1/22 ,  G01N 21/61 ,  G01N 31/00

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