特許
J-GLOBAL ID:200903081387880114

巡回型A/D変換器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 佐藤 強 ,  小川 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-215967
公開番号(公開出願番号):特開2007-036580
出願日: 2005年07月26日
公開日(公表日): 2007年02月08日
要約:
【課題】 3ステップ以上のA/D変換を高精度に且つ従来よりも短い変換時間で実行する。【解決手段】 1回目のA/D変換コードn1が保持された後、スイッチS9とS11とをオフ、スイッチS10をオンにし、スイッチS0〜S7をサンプリング側から基準電圧端子5側またはグランド端子GND側に切り替えて電荷再分配を行う。電荷再分配の終了後、A/D変換回路2が第2回目の3ビットA/D変換を開始するとともに、スイッチS10をオフにしてホールド動作に移行する。続いて、スイッチS11をオンし、スイッチS0〜S5をサンプリング側に切り替え、スイッチS6、S7をグランド端子側に切り替える。この場合、コンデンサCFの初期化は不要である。その後、スイッチS11をオフ、スイッチS10をオンにし、スイッチS0〜S7をサンプリング側またはグランド端子側から基準電圧端子側またはグランド端子側に切り替えて電荷再分配を行う。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
2ビット以上の分解能を持つA/D変換回路と、 前記分解能に応じた複数のアレイコンデンサを備え当該各アレイコンデンサの一端が共通側電極としてコモンラインに接続されるとともに他端が非共通側電極として前記A/D変換回路の変換結果に応じて複数の基準電圧線の何れかに接続されるコンデンサアレイ回路と、 前記コモンラインの電圧を入力とする演算増幅器と、 少なくとも第2ステップ目以降の各ステップのA/D変換動作において前記演算増幅器の入出力端子間に接続される積分コンデンサとを備え、 前記演算増幅器の出力電圧が前記A/D変換回路および前記アレイコンデンサの非共通側電極に入力可能に構成された巡回型A/D変換器において、 前記コモンラインと前記演算増幅器の入力端子との間に第1のスイッチ回路を備え、 前記コモンラインと所定の電圧線との間に第2のスイッチ回路を備え、 第3ステップ目以降の各ステップのA/D変換動作において、前記第1のスイッチ回路を開いた状態で前記第2のスイッチ回路を閉じ、前記アレイコンデンサのうち前記積分コンデンサの静電容量に等しい静電容量を構成するアレイコンデンサを初期化するとともに残るアレイコンデンサに対し前記演算増幅器の出力電圧による電荷設定を行い、その後前記第2のスイッチ回路を開いた状態で前記第1のスイッチ回路を閉じ、前のステップにおける前記A/D変換回路の変換結果に応じて前記各アレイコンデンサの非共通側電極をそれぞれ前記複数の基準電圧線の何れかに接続して電荷再分配を行うように構成されていることを特徴とする巡回型A/D変換器。
IPC (1件):
H03M 1/14
FI (1件):
H03M1/14 B
Fターム (14件):
5J022AA06 ,  5J022AA16 ,  5J022AB05 ,  5J022AB07 ,  5J022BA03 ,  5J022BA05 ,  5J022CA10 ,  5J022CB06 ,  5J022CD03 ,  5J022CD08 ,  5J022CE08 ,  5J022CF01 ,  5J022CF02 ,  5J022CF07
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特許第3458812号公報(図1、図3)

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