特許
J-GLOBAL ID:200903081403106459

DC/DCコンバータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大菅 義之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-030011
公開番号(公開出願番号):特開平10-225105
出願日: 1998年02月12日
公開日(公表日): 1998年08月21日
要約:
【要約】【課題】 幅広い電流範囲に渡って高効率を維持し、全負荷範囲で低リップル電圧が維持されるDC/DCコンバータを提供する。【解決手段】 スイッチングトランジスタQ1及びQ2を制御することによりインダクタLを流れる電流を調整し、出力電圧を安定させる。差動増幅器58は、出力電圧Vout と参照電圧Vref との差を増幅して第1のフィードバック信号として出力する。コンパレータ56は、インダクタ電流の代用値である第2のフィードバック信号と第1のフィードバック信号とを比較する。第2のフィードバック信号が第1のフィードバック信号よりも大きければ、フリップフロップFF1がリセットされ、スイッチングトランジスタQ1がターンオフされる。
請求項(抜粋):
負荷に接続される出力端子と、エネルギーを蓄積するインダクタおよび上記出力端子に接続されてその出力端子に保持すべき電圧を供給する出力コンデンサを含む出力回路と、上記インダクタに接続され、スイッチ制御信号に従って入力電圧を上記インダクタへ供給するスイッチと、上記インダクタに接続され、フリーホイール電流を流すと共に、上記出力端子から上記インダクタを介して流れる逆電流を実質的に防ぐ整流回路と、上記出力端子において上記保持すべき電圧が保たれるようにするための上記スイッチ制御信号を上記スイッチに供給するスイッチ制御回路とから構成され、そのスイッチング制御回路は、上記出力端子へ供給される電圧を監視し、その出力端子へ保持すべき電圧を供給するための目標インダクタ電流に対応する第1のフィードバック信号を生成する第1の回路と、上記インダクタから上記出力端子へのインダクタ電流を監視し、そのインダクタ電流に対応する第2のフィードバック信号を生成する第2の回路と、第1、第2および第3の制御信号をそれぞれ受信するための第1、第2および第3の入力端子を有し、上記第1および第2の制御信号が有効である時に上記スイッチを閉じさせるための上記スイッチ制御信号を、上記第3の制御信号が有効である時に上記スイッチを開かせるための上記スイッチ制御信号を出力する論理回路と、上記論理回路の第1の入力端子に上記第1の制御信号を供給するためのパルス生成回路と、上記第2のフィードバック信号が上記第1のフィードバック信号よりも大きい時に有効となる上記第3の制御信号を上記論理回路の第3の入力端子に供給する第3の回路と、上記第1のフィードバック信号が予め設定された値よりも大きい値の時に有効となる上記第2の制御信号を上記論理回路の第2の入力へ供給する第4の回路で構成されるDC/DCコンバータ。

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