特許

J-GLOBAL ID：200903081412065269

制振機能を持つ偏心ブレース構造

発明者： 鈴木 哲夫 ,  高橋 泰彦
出願人/特許権者： 株式会社大林組
代理人 (1件)： 一色 健輔 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-185827
公開番号（公開出願番号）：特開平5-010050
出願日： 1991年07月01日
公開日（公表日）： 1993年01月19日
要約：

【要約】【目的】 小振幅から大振幅に至る広い範囲の振動領域においてダンパー効果を発揮し、建物の制振領域を大幅に拡大することができる制振機能を持つ偏心ブレース構造を提供する。【構成】 ブレース20の上端部に垂直に設ける束材22を、弾塑性性能がそれぞれ異なる、高剛性・低耐力の第1鋼材24及び低剛性・高耐力の第2鋼材26で構成する。第1鋼材24を中央部に配置し、第2鋼材26をその両側に並設する。

請求項（抜粋）：

上・下階の梁とこれら梁を上下方向に接続する柱とで区画される空間内で、上階の梁に垂設した束材の下端部に、下階の梁から斜め上方へ立設したブレースの上端部を結合して、柱・梁・ブレースの材軸芯を互いに一致させないようにした偏心ブレース構造において、上記束材を、剛性・耐力の異なる複数の部材で構成したことを特徴とする制振機能を持つ偏心ブレース構造。

IPC (2件)：

E04H 9/02 311 ,  E04B 1/18

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 特開平2-128035
  
• 特開平1-268934
  
• 特開平2-274947