特許
J-GLOBAL ID:200903081413570463

太陽電池の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 粟野 重孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-235509
公開番号(公開出願番号):特開平6-085298
出願日: 1992年09月03日
公開日(公表日): 1994年03月25日
要約:
【要約】【目的】 素子にダメージを与えずに、CdTe膜およびその直下のC膜に微細な幅の直列接続用の分離部を形成する、高い実効変換効率を持つ太陽電池の製造法を提供する。【構成】 第1の手段は、カーボン(C)ペーストによるC膜4を全面に塗布後乾燥する前に、YAGレーザーにより下部のC膜4とその直下のCdTe膜3とを同時にスクライブした後、乾燥・焼結を行い分離部を形成するものであり、第2の手段は、カーボン(C)ペーストによるC膜4を塗布・乾燥後焼結する前に、同じくYAGレーザーでC膜4とその直下のCdTe膜3とを同時にスクライブした後焼結を行い分離部を形成するものである。いずれも実効変換効率の高い太陽電池を容易に実現することができる。
請求項(抜粋):
直列接続を行うために分離して形成した窓層を有する透光性基板上の全面に順次形成した吸収層としての少なくともカドミテルル膜と、オーミック電極としてのカーボン膜とを備え、前記カドミテルル膜形成後、カーボン粉末と有機溶媒を主体とするカーボンペーストを塗布後、乾燥する前に、Qスイッチ付きのYAGレーザーを用いたレーザスクライブ法により、前記カーボン膜とこのカーボン膜の直下の前記カドミテルル膜の分離を同時に行い、その後緻密な焼結カーボン膜を得るための乾燥、焼結プロセスを経た後、隣接する前記カーボン膜とカドミテルル膜に直列接続用の電極膜を形成する太陽電池の製造法。

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