特許
J-GLOBAL ID:200903081429294776

チェックボール付ユニオン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 近島 一夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-251953
公開番号(公開出願番号):特開平10-096478
出願日: 1996年09月24日
公開日(公表日): 1998年04月14日
要約:
【要約】【課題】油圧回路中に配設されて油圧の逆流を防止するチェックボール付ユニオンにおいて、油の流量を十分に確保する。【解決手段】ユニオン本体10内の逆止室11の内周面11dと、コイルスプリング50の外周との間に油溝11eを形成する。さらに、この油溝11eに対応させて拡開部11cを形成する。入力ポート11aから圧油が供給されるとボール20が押し上げられてコイルスプリング50を圧縮する。これにより、入力ポート11aから、油溝11e、拡開部11cを介して出力ポート11bに至る油路を形成する。油路がコイルスプリング50を横切らないため、コイルスプリング50による絞り作用を受けず、十分な流量が得られる。
請求項(抜粋):
入力ポートと出力ポートとを同軸上に有する逆止室が形成されたユニオン本体と、前記逆止室の内側から前記入力ポートを閉塞可能なボールと、前記逆止室内における前記ボールの軸方向の移動をガイドするガイド手段と、前記出力ポート側に基端部を有するとともに先端部にて前記ボールを前記入力ポートに向けて付勢するコイルスプリングと、を備えたチェックボール付ユニオンにおいて、前記出力ポートに連通するとともに前記コイルスプリングの外周の外側に対応する部分に形成された拡開部と、前記ボールが前記コイルスプリングの付勢力に抗して前記ガイド手段に沿って移動し前記入力ポートの閉塞を解除した状態において、前記入力ポートから前記ボールの外周、及び前記コイルスプリングの外周と前記逆止室の内周面との間を経て前記拡開部に連通する油溝と、を備える、ことを特徴とするチェックボール付ユニオン。
IPC (3件):
F16K 15/04 ,  F16H 61/00 ,  F16H 63/02
FI (3件):
F16K 15/04 A ,  F16H 61/00 ,  F16H 63/02

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