特許
J-GLOBAL ID:200903081430822565
電解用電極及びその製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴木 敏弘 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-213482
公開番号(公開出願番号):特開平6-033287
出願日: 1992年07月17日
公開日(公表日): 1994年02月08日
要約:
【要約】【目的】 従来の二酸化鉛電極はフッ化物含有電解液中で長期間使用すると、クラックが生じることがあり、この点で満足できるものではなかった。本発明はフッ化物含有電解液をはじめとする腐食性電解液中でも長期間安定した電解を行うことのできる二酸化鉛を主成分とする電解用電極とその製造方法を提供することを目的とする。【構成】 弁金属製芯材、該芯材表面に形成されたプラズマ溶射層、該プラズマ溶射層表面に形成された中間層、該中間層上のα-二酸化鉛層、及び該α-二酸化鉛層上に形成されたβ-二酸化鉛層から成る電極。最外層のβ-二酸化鉛層にクラックが生じてもその内層のα-二酸化鉛層、中間層及びプラズマ溶射層により電解液の芯材への浸透が防止され、電極寿命を確実に延ばすことができる。
請求項(抜粋):
弁金属製芯材、該芯材表面に形成されたチタン及びタンタルの酸化物を含むプラズマ溶射層、該プラズマ溶射層表面に形成されたチタンとタンタルの酸化物及び白金を含む中間層、該中間層上に被覆されたα-二酸化鉛層、及び該α-二酸化鉛層上に形成されたβ-二酸化鉛層とを含んで成ることを特徴とする電解用電極。
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