特許
J-GLOBAL ID:200903081434566768

動画像符号化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柿本 恭成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-224451
公開番号(公開出願番号):特開平6-078282
出願日: 1992年08月24日
公開日(公表日): 1994年03月18日
要約:
【要約】【目的】 符号化効率が高く、エラー回復能力、編集能力、及びシーンチェンジ対応能力の優れた動画像符号化装置を提供する。【構成】 量子化誤差計測手段11は、量子化手段3の入出力のデータから、量子化誤差を計測し、量子化制御手段13へ送る。符号量計測手段12は、バッファ5から、各画像の符号量を計測すると共に、バッファ占有量の上限及び下限を計測し、それらの情報を量子化制御手段13へ送る。量子化制御手段13は、符号量計測手段12から与えられる実測符号量と、所定の符号量(ビットレート)とから、所定の量子化誤差を決定し、その所定の量子化誤差と、量子化誤差計測手段11から与えられる実測量子化誤差とから、量子化ステップ幅hを変動させ、量子化手段3を制御する。
請求項(抜粋):
現時刻の現画像とその直前の前画像とのM×Mブロック単位(但し、M;正の整数)での動きを検出し、該前画像から動きを考慮した現画像の予測画像を作り、該現画像と該予測画像との差分画像を出力する動き補償付き予測手段と、前記動き補償付き予測手段の出力画像をN×N(但し、N;正の整数)のブロックに分割し、該ブロック毎に直交変換して出力する直交変換手段と、与えられた量子化ステップ幅を用いて前記直交変換手段の出力を量子化する量子化手段と、前記量子化手段の出力を符号化する符号化手段と、前記符号化手段の出力を一時格納し、一定のビットレートで出力するバッファとを、備えた動画像符号化装置において、N枚の画像毎に一枚の画像を無条件で予測なしで現画像を出力する機能を、前記動き補償付き予測手段に設け、前記量子化手段の入力及び出力から画像の量子化誤差を計測して出力する量子化誤差計測手段と、前記バッファから各画像の符号量を計測すると共に該バッファの占有量の上限と下限を計測し、それらの計測情報を出力する符号量計測手段と、前記量子化誤差計測手段及び符号量計測手段の出力に基づき、前記量子化誤差が所定の値となるよう、かつ前記N枚の画像グループ単位での平均符号量が所定の値となるように、前記量子化ステップ幅を変動させて前記量子化手段を制御する量子化制御手段とを、設けたことを特徴とする動画像符号化装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平3-247188
  • 特開平3-255792
  • 特開平2-192378

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