特許
J-GLOBAL ID:200903081456795140

三角錐型キューブコーナー再帰反射シート

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-297920
公開番号(公開出願番号):特開平10-123309
出願日: 1996年10月22日
公開日(公表日): 1998年05月15日
要約:
【要約】【目的】道路標識、工事標識等の標識類、自動車、オートバイ等の車両のナンバープレート類、衣料、救命具等の安全資材類、看板等のマーキング、可視光、レーザー光又は紫外光反射型センサー類の反射板等において有用な、入射角特性及び観察角特性が顕著に改善された三角錐型キューブコーナー再帰反射シートの提供。【構成】底面の三角形の形状が略二等辺三角形をなす三角錐型キューブコーナー再帰反射素子が、その底面の二等辺以外の底辺を共有し、この共有する底辺に対して略対称となるような底面を有する他の再帰反射素子と素子対を形成して最密充填状に配置されており、該三角錐型反射素子の頂点からの垂線の該底面との交点から該素子対の共有する底辺までの距離(p)と、該三角錐型反射素子の光学軸の該底面との交点から該素子対の共有する底辺までの距離(q)との差(q-p)がプラスとなるような方向に、該光学軸が特定範囲だけ傾いており、且つ該三角錐型反射素子の有効開口部の面積が特定の範囲である三角錐型キューブコーナー再帰反射シート。
請求項(抜粋):
共通する一平面(X-X')上に底面を有する三角錐型キューブコーナー再帰反射素子が該共通する一平面(X-X')の一方の側に突出しており、該三角錐型反射素子の底面は略二等辺三角形の形状をなし、該三角錐型反射素子は、その底面の二等辺以外の一底辺を共有しこの共有する底辺に対して略対称となるような底面を有する他の再帰反射素子と、互いに向き合った素子対をなして該共通する一平面(X-X')上に最密充填状に配置されており、これら素子対の有している光学軸が互いに正反対の方向に傾いている三角錐型キューブコーナー再帰反射シートにおいて、該三角錐型反射素子の頂点から底面へ下された垂線と該底面との交点から該素子対の共有する底辺までの距離(p)と、該三角錐型反射素子の光学軸と該底面との交点から該素子対の共有する底辺までの距離(q)との差(q-p)がプラスとなるような方向に、該光学軸と該垂線とのなす角度が5.5〜10.5となるように傾いており、且つ入射光に対して該三角錐型反射素子の有効開口部となる、該素子の底面に内接する楕円の長半径(a)及び短半径(b)の幾何平均半径【数1】が40〜90μmであることを特徴とする三角錐型キューブコーナー再帰反射シート。
IPC (2件):
G02B 5/122 ,  E01F 9/00
FI (2件):
G02B 5/122 ,  E01F 9/00
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭60-100103
  • 特表平6-501111
  • 特開昭60-100103
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